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大分県――地球のエネルギーを感じる「温泉天国」

[2013年12月号掲載記事]

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海地獄

大分県は国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れる温泉地です。九州地方に位置していますが、瀬戸内海を通じて中国、四国、関西地方との交流が盛んでした。山々に囲まれているため、交通が発達するまで九州の他の県との関わりが少なかったためです。

大分の温泉は源泉数、湧出量ともに日本一です。県内には4,471ヵ所の源泉があり、その数は世界一です。世界には11種類の泉質がありますが、そのうち10種類が大分にあります。砂湯、泥湯、蒸し湯などバリエーションに富んでいることも特徴です。炭酸の温泉や、空気にふれると透明から褐色へ変わる温泉、飲むと胃腸病に効くといわれる温泉もあります。

県内の半分以上の源泉を持つ別府市は、古くから公衆浴場(温泉)の利用が一般的でした。そのため古い民家には今もお風呂がない家が多いです。また、最近では自宅のお風呂に温泉をひいている家も珍しくありません。

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別府温泉の景観

大分を一日でまわるなら、まずは別府インターから車で5分の「地獄めぐり」から。青い「海地獄」から赤い「血の池地獄」まで8つの源泉が見られます。それぞれ熱いお湯がすさまじい勢いで噴出し、雄大な地球のエネルギーを体感できます。この蒸気を利用して高温で一気に蒸し上げた地獄蒸し料理や地獄蒸しプリンが人気です。

地獄めぐりから車で40分の「湯の坪街道」(由布市)も人気の観光地です。通り沿いには、土産物店や飲食店などが並びます。通りを1本外れた大分川沿いは、季節ごとの景色が楽しめる散策スポットです。そこから歩いて15分の金鱗湖は湖の底から温泉がわき出ています。冬の朝は湖面から霧が立ち上る幻想的な光景が見られます。

金鱗湖から車で50分行くと、「九重“夢”大吊橋」(九重町)があります。長さ390メートル、高さは173メートルで、日本一の人道専用の吊橋です。橋の上からは九重連山や九酔渓、震動の滝、鳴子川渓谷の美しい景色が楽しめます。くじゅう花公園・久住高原(竹田市)はそこから車で45分。九重連山を背景に広がる園内には、季節を通してチューリップやラベンダー、コスモスなどさまざまな花が咲きます。

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宇佐神宮

九重連山の北側に位置するタデ原湿原(九重町)は、火山地形の扇状地にできた湿原です。2005年に坊ガツル湿原とともにラムサール条約に登録されました。湿原と周辺の森林内には自然研究路が設置され、自由に散策することができます。

歴史に興味のある人は臼杵石仏(臼杵市)へ。自然の崖に彫られた仏像で、国宝に指定されています。4群60以上の石仏があり、12世紀頃に彫られたのではないかといわれています。近くの石仏公園では季節ごとに花が楽しめますが、7~8月には大きなハスの花が咲くのでおすすめです。他にも大分市の大分元町石仏や亀塚古墳、豊後大野市の菅尾石仏などがあります。

宇佐神宮(宇佐市)は全国に4万以上ある八幡社の総本宮です。境内は広く、一周するだけで1時間ほどかかります。国宝である本殿をはじめ、朱色に塗られた社殿が多いのが特徴です。10年に一度使用される屋根付きの橋や庭も見どころです。参道にはたくさんのお土産屋が並びます。

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酢屋の坂

杵築市には江戸時代(17~19世紀)の町並みが残っています。なかでも、高台にある武家屋敷と商人の町とをつないだ「酢屋の坂」と「志保屋の坂」は、美しい景観のためドラマや映画の撮影にもよく使われます。散歩する前に和楽庵へ。ここで着物を着付けてもらえば(2,000円)、杵築城や資料館などの入館料が無料になります。日本語が話せなくても問題ありませんが、事前に連絡すれば英語での対応が可能です。

自然にふれたい人は、稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)へ。ここは世界でも珍しい大規模な水中鍾乳洞です。20万年前の氷河期から発達した、数え切れないほどの鍾乳石が見られます。水の深さは40メートル以上です。また、由布川峡谷(由布市)では神秘的な景観が楽しめます。深さ20~50メートルのV字型の峡谷が続き、いく筋にも分かれて落ちる水やなめらかな岩肌は天然の芸術品です。

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稲積水中鍾乳洞

最近では韓国生まれの「オルレ」が注目を集めています。地図を片手に、コースに設置されたリボンを目印にして景色を楽しみながらのんびりと歩きます。オルレとは、韓国・済州島の方言で、家に帰る細い道を意味します。九州に8コースありますが、大分では朝地駅(豊後大野市)から出発し、美しい農村風景を眺めながら公園や寺などを巡ります。ゴールは豊後竹田駅(竹田市)で、約12キロ(所要時間5~6時間)の道のりです。

自然に恵まれた大分にはおいしいものがたくさんあります。干しいたけや麦焼酎は全国に知られていますし、関アジや関サバは高級ブランドです。通常サバは焼いて食べますが、これは刺身で食べられます。柑橘類の一つ、カボスの生産量は全国の97%を占めます。そのほとんどを県内で消費しており、刺身や漬け物、ビールなどにもカボスの汁をかけます。鶏肉に天ぷらの衣を付けて揚げたとり天は定番の郷土料理であり家庭料理です。

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関サバ

大分県観光ガイドブックには割引などの特典が得られるクーポン券が付いています。JR別府駅内や別府駅前通りでは英語、韓国語、中国語の案内が受けられます。「フレンドリーガイド」というサービスは、連絡すれば英語でのガイドを頼むことができます。(2時間3,000円。交通費は自己負担)

JR東京駅から大分駅までは、途中小倉で乗り継ぎ、新幹線で約6時間30分です。羽田空港(東京)から大分空港までは約1時間30分。大分空港ではベルトコンベアーで手荷物を待っていると、えびやうにの寿司の模型が一緒に回ってきます。

ツーリズムおおいた


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