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宮崎県――神話と伝説のふるさと

[2013年1月号掲載記事]

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宮崎県は九州地方の南東部に位置しています。気候は温暖で、かつては新婚旅行のメッカといわれました。今はサーファーのメッカといわれ、春から秋にかけて多くの大会が行われます。サーフィンを目的に移住する人もいます。プロ野球やサッカーチームのキャンプ地としても知られ、それらをまわるツアーもあります。

宮崎はフェニックスやワシントニアパームなどヤシ科の木がシンボルです。街路樹によく見られるワシントニアパームは25メートルほどに成長します。風には強く、折れることはありませんが、枯れた葉が落ちて下にいる人がけがをしないよう、クレーン車による葉を落とす作業が定期的に行われます。

宮崎での一日を楽しむには、定期観光バスがおすすめです。毎週土・日曜日と祝日には、海岸に沿って名所をまわる「日南海岸と九州の小京都・飫肥」が運行しています。英語でのガイドサービスはありませんが、事前に英語、中国語、韓国語のパンフレットがもらえるので十分楽しめます。

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ワシントニアパーム/青島神社

 

バスが最初に訪れるのは青島です。周囲約1.5キロメートルの小さな島ですが、ここには27種類の亜熱帯植物が生えています。島の周りは波状岩に囲まれており、「鬼の洗濯板」といわれています。長い間に波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになりました。潮の満ち状態によりますが、鬼の洗濯板では小さなカニや貝が動き回っているのがよく見られます。また、砂浜に見えるのは砂ではなく貝がらです。

「古事記」は日本最古の歴史書といわれていますが、古事記に登場する場所のおよそ3分の2が宮崎県といわれています。青島内にある青島神社は古事記に登場する山幸彦と豊玉姫の恋物語が伝えられていて、縁結びの神社です。

青島から10分ほど走ったところには堀切峠があります。すぐ近くには道の駅フェニックスがあり、アシタバ味、マンゴー味、エビ味、日向夏(みかんの一種)味のソフトクリームをはじめ地元の特産品が販売されています。どこまでも続く太平洋と、日本の道100選にも選ばれている日南フェニックスロードの景色が楽しめます。

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鵜戸神宮/飫肥の庭園

 

続いて鵜葺草葺不合命をまつる鵜戸神宮へ。ここは豊玉姫が鵜葺草葺不合命を出産したところです。本殿は洞くつの中にあります。ここを訪れたら試してみたいのは運玉投げです。素焼きでできた直径2センチほどの運玉(5個で100円)を「亀石」めがけて、男性は左手で、女性は右手で投げます。亀石に空いているくぼみのなかに入れば願いごとがかなうといわれています。運玉は地元の小・中学生による手作りです。

最後に立ち寄るのは飫肥です。ここは九州の小京都と呼ばれ、武家屋敷の古い石垣の街並みが特徴です。豊臣秀吉に仕えた伊東家の屋敷や庭園などが見学できます。ここで食べてみたいのは「おび天」と「厚焼きたまご」です。おび天は魚のすり身を揚げたもの、厚焼きたまごはプリンのような食感です。

バスは主に日南海岸沿いを走るので海の景色が楽しめます。1960年代から1970年代には一番多いときで、この海岸に年間37万組の新婚カップルが訪れました。一日にバス95台が動いたといわれています。1960年、昭和天皇の第五皇女である島津貴子さんの新婚旅行先が宮崎だったことがきっかけです。その2年後には結婚したばかりの皇太子ご夫妻(当時)がやはり宮崎を訪れ、さらにブームを呼びました。

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サンメッセ日南/平和台公園

 

この他ユニークな観光地として、サンメッセ日南や平和台公園があります。サンメッセ日南では、世界でここだけ、チリ政府によって複製が許されたイースター島のモアイ像を見ることができます。世界ではじめて、キリスト教や仏教など世界の宗教団体のトップの人たちからの出資によって建てられた「地球感謝の鐘」や、牧場もあります。

宮崎市民のいこいの場でもある平和台公園のシンボルは、高さ37メートルの塔です。広場中央にはふみ石があり、この上に立って手を打つと、塔に音がはね返って響きます。1964年に開催された東京オリンピックで、国内聖火リレー第2コースの起点となったのが平和台公園で、そのときに使われた聖火台が残っています。公園の隣には「はにわ園」があり、さまざまな表情のはにわ(古代の素焼き人形)が楽しめます。

宮崎ではマンゴーや日向夏が特産品で、これらを使ったお菓子もたくさんあります。ご当地グルメとしては、冷や汁、肉巻きおにぎり、チキン南蛮(あげた鶏肉にタルタルソースをかけたもの)、宮崎地頭鶏、宮崎牛など。最近ではチーズまんじゅうが多くの菓子店で作られており、お土産として人気です。

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日向夏/冷や汁

 

羽田空港(東京)から宮崎空港まで飛行機で1時間40分です。宮崎空港の屋上には航空大学校の訓練に使われた飛行機が展示されていて、実際に乗ってみることができます。この飛行機は東日本大震災の日、仙台上空を訓練中で、津波の被害を免れることができました。

宮崎市観光協会
日南市
宮崎交通株式会社


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