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札幌―あふれる冬の魅力

[2010年12月号掲載記事]

東京の羽田空港から北海道の新千歳空港まで飛行機で約1時間半。北海道は日本列島の最北にある、ひし形をした大きな島です。夏は涼しく冬はウインタースポーツのメッカでもあり、ワイルドな自然や温泉、海の幸などの魅力がいっぱい。国内外から多くの観光客が訪れています。その中でも新千歳空港から快速電車で約40分の距離にある札幌市は、人口が約190万人と東京から北では最大の都市です。

国内のアンケートでも「魅力ある街」の1位に選ばれた札幌市では、四季を通じてさまざまなイベントが行われています。その中でも最大のものは、2月初旬から中旬にかけて一週間開催される「さっぽろ雪まつり」です。1950年に中学生・高校生が6つの雪像を大通公園につくったことから始まったこの雪まつりも、今では約243万人の見学客が訪れ、飛行機の予約も難しいほど人気です。

さっぽろ雪まつりは、札幌中心部を東西1.5キロメートルにのびる大通公園がメイン会場になっています。1丁目会場から12丁目会場まであり、世界の有名な建造物などを模したダイナミックで精巧な大雪像や大氷像から、市民のつくるバラエティー豊かな小雪像まで見あきることがありません。国際雪像コンクールも毎年行われています。昨年は14ヵ国が出場し、タイのチームが優勝しました。

楽しめるのは雪像だけではありません。札幌のシンボル、さっぽろテレビ塔のふもとにある1丁目会場ではスケートリンクもオープンする予定。巨大なジャンプ台では、スノーボードやスキーの選手たちが華麗に空中を舞う姿が見られます。おなかがすいたら「食の広場」へ。ブースには、ラーメンや魚介類など北海道各地の特産品がそろっています。

大通会場から少し南へ歩くと「すすきの会場」があります。こちらには繊細で芸術的な氷彫刻の作品が並んでいます。北海道でとれる毛ガニやイカ、サケなどを氷に埋め込んだユニークな氷像も人気で、その前で記念写真を撮る人々の姿もみられます。また「つどーむ会場」には巨大すべり台や子ども向けショーがあり、主に家族連れが訪れています。

雪にちなんだところでは、市内の大倉山ジャンプ競技場も見ておきたいスポットのひとつです。大倉山の東斜面に位置するここは1972年、冬季オリンピック札幌大会が行われた場所です。リフトに乗ってジャンプ台の上に立てば、札幌市街の大パノラマを見下ろせます。また競技場には「札幌ウィンタースポーツミュージアム」があり、札幌オリンピック当時の展示品などを見学できるほか、ボブスレーの滑走やフィギュアスケートのスピンなどの疑似体験マシンで、アスリート気分を味わえます。

12月から2月にかけて、札幌における平均気温は氷点下。本格的な防寒着を着ていても、外を歩いていればじわじわと冷えてきます。こんなときは、名物の札幌ラーメンや羊の肉を焼くジンギスカン料理がいいでしょう。札幌ラーメンは、味噌ベースでこってりとしたスープに太めの麺が特徴といわれてきましたが、今は店によってさまざまな味のラーメンを楽しめます。

ジンギスカンは、北海道の開拓時代に羊毛をとるため飼われていた羊の肉を、70年ほど前から食べるようになりました。中央が盛り上がった丸い鉄鍋に、たくさんの野菜といっしょにマトンやラムを並べて焼いて食べます。果物と野菜ペーストの入ったしょうゆベースのたれがおいしさを引き立てる、北海道民の大好きな料理です。

冬の北海道に来たら、やはりウインタースポーツも試してみたいものです。札幌市内にはいくつかスキー場があり、1日中たっぷりと楽しめます。スケート派の人は札幌中心部から数キロメートル離れたところにある真駒内公園や円山競技場などにスケートリンクがあります。どちらもあまり自信のない人には、すすきのの南にある中島公園で歩くスキーが楽しめます。用具のレンタルもしています。

軽いアウトドアなら「かんじきウォーク」もおすすめです。かんじきとは、昔の日本で使われていた雪の上を歩くための道具で、木の枝やつるを円形に曲げて作られています。少し郊外になりますが、「札幌芸術の森」にある野外美術館では、毎年1~3月の冬季に無料開放を行っています。かんじきと長靴が借りられるので、雪を踏みしめながら70点以上の彫刻作品を見学できます。

昔の日本を味わいたいなら「北海道開拓の村」へ。ここは北海道開拓期を再現している野外博物館です。役所や民家、商店など約50軒が並んだレトロな街並みはリアルで過去にタイムスリップしたかのよう。冬季には土日・祝日に運行している馬そりに乗るのも楽しいものです。木や竹で作られたスキー、木のそりもあります。

パウダースノー天国 ―― ニセコ

新千歳空港から車で約2時間半、ニセコエリアは7~8年ほど前から冬のリゾート地として、主にオーストラリア人から注目を浴びてきたスポットです。パウダースノーと呼ばれるさらさらとした雪質は世界有数といわれるほど、プレーヤーから高い評価を受けています。スキー場やホテルなどでは英語を話すスタッフがたくさんいます。

スキー場は、ニセコ連峰の主峰、ニセコアンヌプリに3つあります。家族向けのおだやかな傾斜のゲレンデから、標高差約1,000メートル、距離5,600メートルのロングランコースを持つゲレンデなど、初心者から上級者まで好みのスキー場が選べます。また、ニセコは温泉地としても有名です。スキーやスノーボードを楽しんだ後ゆっくりと温泉につかることもできます。

札幌市(観光写真ライブラリー)
ニセコマウンテンリゾート・グラン・ヒラフ

文:高橋明子


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