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南国リゾートの島―沖縄

[2010年6月号掲載記事]

沖縄県は、日本の一番南に位置し、東京・大阪・名古屋・福岡など大都市からの直行便が運航されています。日本で唯一、亜熱帯気候に属する沖縄は年中暖かく、年間平均気温は約22℃、冬でも10℃以下になることはほとんどありません。この強い日差しが、ハイビスカスなどの植物やエメラルドグリーンに輝く海などをあざやかに美しく見せています。

沖縄は、年に約500万人もの観光客が訪れる観光地ですが、かつては琉球王国という独立した国家でした。時と共に世界遺産に登録された数々の史跡、芸能や工芸、食文化など、魅力ある文化が生まれました。観光地めぐりなら、那覇市内はバスやタクシーなどで移動できますが、那覇市以外へは、タクシーやレンタカーが便利です。

沖縄本島の北部は那覇空港から車で2~3時間。本島の中でも豊かな自然が残る貴重な地域です。中でも本部町の海洋博公園にある世界最大級の水族館「沖縄美ら海水族館」は一番の人気スポットです。水族館では「黒潮の海」や「サンゴの海」などの水槽や海の浅いところに住む生物とのふれあいなど、あらゆる角度から沖縄の海が紹介され見ごたえ十分です。

特にジンベエザメとマンタの複数飼育、オープンシステム(海から汲み上げた水が水槽に入って、再び海にかえる)による生きたサンゴの大規模飼育展示は世界初の試みです。容量7,500立方メートルの大水槽「黒潮の海」が見わたせるアクリルパネルは、世界最大級の大きさです。ジンベエザメやマンタの迫力ある姿が見られます。水族館を出ると野外の「オキちゃん劇場」では迫力あるイルカたちのショーが楽しめます。

海洋博公園から車で5分程の備瀬集落には、フクギの木が集落のあらゆる道に立ち並んでいます。そのなかには樹齢300年のものもあります。かつて沖縄では、集落の家々を台風や海風から守るため各地にフクギが植えられていました。

日本で一番早い桜の花見が楽しめるのも本島北部です。南国らしい濃いピンク色で釣り鐘状の緋寒桜は、1月下旬に開花し、少しずつ南下していきます。八重岳(本部町)や名護城跡一帯(名護市)の名所では、桜の開花にあわせて祭りも行われます。沖縄の桜は、坂道の道沿いに植えられているため、地元の人は桜並木を散歩しながら花見を楽しみます。

本島北部から南下して国道58号線が通る西海岸は、ため息が出るほど美しいエメラルドグリーンの海が広がります。この辺りはリゾートホテルが立ち並び、海水浴が楽しめるビーチが多いのが特徴です。

沖縄では5月から10月頃にかけてが海水浴のシーズンで、その他バナナボート、ジェットスキーなどの水上スポーツも楽しめます。また、ダイビングのメッカとしても知られ、季節を問わず一年中もぐることができます。

沖縄の中心地、那覇市には、一番にぎやかな国際通りや首里城など定番の観光地が集まっています。琉球王国時代をしのばせるグスクと呼ばれる城跡など文化遺産も多くなっています。2000年に登録された世界遺産群9ヵ所のうち、那覇市には4ヵ所あり、なかでも首里城跡は、国王のお城、政治や祭礼など中心的役割を果たしました。

11月はじめに行われる首里城祭は、伝統舞踊や当時の王族や貴族の衣裳を着た人々の豪華な行列など、琉球王国時代が再現される大きなイベントです。また、首里城周辺には、王朝時代の主要な道であった金城町の石畳道、紅型(沖縄の染め物)工房など散歩を楽しめるポイントが数多く集まっています。

琉球王国時代に国の中心だった首里城では、中国に料理人を派遣して料理を学ばせ、宮廷料理を発展させました。なかでも、鳴き声以外の全てを使用するといわれる豚肉料理は、沖縄料理の代表で、今では県民の代表食として定着しています。豚の三枚肉を煮込んだラフテーや豚の足をじっくり煮込んだ足ティビチなどは今も食卓に並び、年中行事には欠かせないものです。

地元ならではの食材が集まる「沖縄の胃袋」ともいわれるのが那覇市にある牧志公設市場。建物の中に入ると目をひくのが、イラブチャー(アオブダイ)など、原色の魚が並ぶ鮮魚コーナー。精肉コーナーでは、かたまりの豚肉から、足、チラガー(豚の顔の皮)まで、豚肉のあらゆる部位が売られています。2階にある食堂では1階で買った食材を調理してくれます。

沖縄のメインストリートといえば全長約1.6キロの国際通りです。土産物店やファッションショップ、レストランなどが並び、夜遅い時間までにぎやか。毎週日曜日は12時から18時までの間、「トランジットモール」が行われます。車の乗り入れは制限され、ストリートパフォーマンスやオープンカフェなどが楽しめます。

牧志公設市場近くにある壺屋のやちむん(沖縄の方言で焼き物の意味)通りは、焼き物の町で、工房や直売店などがたくさんあります。沖縄の自然や、独自の文化や歴史に魅了され、一度訪れた人の多くが、その後何回も訪れるようになります。それほどひきつける何かがあるのが沖縄です。

財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー

文:佐藤久美子


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