Language:
Hiragana Times | Facebook Hiragana Times | Twitter RSS

これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

観光対策は神社や寺の経営に学べ!

[2010年5月号掲載記事]

鳩山内閣は日本を訪れる外国人観光客を増やそうとしているが、観光客からいかにしてお金を使わせるかが課題となっている。Hiragana Times CIAは、その点について観光産業に詳しい大神学教授にインタビューした。

CIA:政府の観光政策についてはどう思われますか。

教授:グローバル化が進んだ今、先進国の製造業は賃金の安い国に工場を造りました。先進国はこれから製造業だけに頼るのはさらにむずかしくなるでしょう。日本は土地が狭く、資源もない国です。観光大国を目指すのは、正しい選択だと思います。

CIA:外国人観光客は日本の何に興味を持つのでしょうか。

教授:ひと昔前、日本は「フジヤマ、芸者」の国と言われ、日本へ来れば着物姿の女性を日常的に目にしましたが、今ではほとんど見かけません。そして、日本料理は日本でしか食べられませんでしたが、今ではどこでも食べられます。かつて外国人観光客は、日本人の暮らしに強烈な異文化を感じました。現在は、音楽、食べ物、衣服などが世界共通となり、どの国も旅最大の魅力である非日常を体験することがむずかしくなりました。今はアジアからの観光客が日本のハイテク製品をおみやげに買っていますが、それも長くは続かないでしょう。

CIA:それでは、日本の魅力は何ですか。

教授:芸者はほとんど消えてしまいましたが、フジヤマ、つまり富士山の美しさはこれからも変わりません。日本の豊かな自然、それから、神社や寺などの文化遺産が観光的価値としてまだ残っています。

CIA:幸い、日本にはすばらしい神社や寺がたくさんありますね。

教授:その通りです。政府はそれらがどのような経営をしているかに関心を持つべきなのです。有名な神社や寺は拝観料、つまり入場料を取ります。さらに、さい銭箱、つまり寄付金箱を置いています。しかも、雑誌社が神社や寺の写真を雑誌に掲載するときには、高い掲載料を要求します。

CIA:それが問題だとおっしゃるのですか

教授:いいえ。実は有名な神社や寺はキャラクターの肖像権ビジネスと同じような仕組みを持っているのです。現在のフランチャイズ・ビジネスのように、地方に拡大したところもあります。神社や寺の経営には、あらゆるビジネス・モデルがあるのです。だから彼らのビジネスは永久に続きます。観光業者は、訪日観光客にお金を使わせるノウハウを彼らから学ぶべきです。

CIAからの一言

カトリック時代の中世に、教会は罪から免れたい人にそれが許されるとされるお札を売っていました。日本には「坊主丸儲け」という言葉があります。それでもし、日本の観光業者が宗教ビジネスを学んだら、鳩山観光政策は大失敗に終わるでしょう。なぜかって? 宗教団体ははるか以前に政府をくどき、無税にさせました。日本の観光業者が同じことをして税金を払わなければ、政府はどこからお金を得るのでしょうか。

* CIA(Cynically Insulting Agency /皮肉冗談局)


Special Link

  • 東京ビジネスホテル | 新宿へチェックイン。明日へのゆとりを感じるロケーション。
  • Homestay in JAPAN!!
  • Internship in Japan
  • 英会話の先生探すサイト。個人家庭教師・外国人と英語プライベートレッスンは先生ナビドットコム。


PR