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温泉地に出現した「モンスターハンター」の世界

[2014年2月号掲載記事]

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長野県の北東に位置する渋温泉は、地面を掘ればすぐ温泉が出るほどの温泉地です。1300年の歴史を持つこの町が、今ゲームファンの注目を集めています。ハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」の世界を体験できるイベントが開催されているのです。

モンスターハンターは株式会社カプコンが発売しているシリーズで、現在最新作「モンスターハンター4」が発売されています。広大な自然を舞台に、プレイヤーはハンターとして生活します。モンスターを狩る依頼など「クエスト」と呼ばれるゲーム内のミッションを達成して、実力を高めていきます。

渋温泉の風景がゲームの舞台に似ていることからこの企画が始まりました。「これまで渋温泉を知らなかった若い世代のお客様が来てくださるようになりました」と、渋ホテル代表取締役の山田和由さんは話します。「でも最初にカプコンさんからお話をいただいたときは悩みました。どのようなお客様がどのくらいいらっしゃるのか、全くイメージできなかったのです。元々のお客様が離れていくのではという不安もありました」。

町には先人たちから、「とりあえずやってみる」という気質が受け継がれています。それが原動力になり、関連会社や地元の青年団と連携して取り組みました。温泉や豊かな自然という町の魅力を生かしながら、どうしたらゲームの世界に近づけられるか――話し合いは何度も行われました。

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町中の店や家の玄関口は、モンハンとコラボした装飾で彩られたり、関連する銅像が建てられたりするなど、町はモンハン一色になりました。飲食店ではモンスターにちなんだ料理が出されますし、足下にはモンスターの足跡もペイントされています。イベント期間中は、夏は盆踊りや釣り大会、秋はキノコ採集、冬はイルミネーションで飾られる、といった具合にシーズンごとに楽しむことができます。

「2010年、1回目のイベントの後、温泉街の一体感を高く評価する声が多くよせられました」と山田さん。「ホテルや飲食店の人だけでなく町の人達が気さくにハンター(お客)さん達に声をかけるという、我々にとってあたり前のことが、こんなにも喜ばれるのかと驚きました」。

山田さんを含む町のほとんどの人たちはゲームをしません。ゲーム好きな人は一人でいるのが好きという偏見を持っていたと山田さんは言います。「でも実際にハンターさん達をお迎えして、我々のイメージは大きく変わりました。友人同士やご家族連れが多く、また、皆さん明るく挨拶してくださいます」。

渋温泉を訪れる人は、リピーターを含め年々増えています。山田さんは話します。「良質の温泉と昔から続く町の一体感は渋温泉の強みです。それが若い世代のお客様にも受け入れられ、喜んでいただけるということを肌で感じられたことは大きな収穫でした。同じことが外国からお越しいただくお客様にも言えることだと思います。何事もやってみなくては、始まりませんね」。

“モンハン渋の里”公式ホームページ

文:服田恵美子


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