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新しいスタイルが広がる日本の贈り物

[2013年12月号掲載記事]

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巫女体験

誕生日やクリスマス、母の日や父の日の他、お世話になった人に品物を贈る夏のお中元や年末のお歳暮など、日本には年に何度もプレゼントを贈る機会があります。

これまでは品物を手渡したり配送するのが一般的でしたが、新しいスタイルが広がりつつあります。近年では「体験」を贈ることが増えているのです。レストランでの食事券から乗馬体験まで内容はさまざまです。これら体験ギフトを専門に扱うウェブサイトは2010年頃から増えてきました。その中の一つ「エクスペ!」は、ファッションアイテムや雑貨などを扱う通信販売会社「フェリシモ」が運営しています。

「今の10~20代の方は物への執着が薄いといわれています。一方バブル世代といわれる方々は物を持つことに満足していて、お金を使う楽しみも知っています。その両世代に物ではない経験が受け入れられやすかったのかなと思います」とエクスペ!事業部の湯本京子さんは現在の体験ギフト人気を分析します。

昨年7月にサイトを開設して以降、一番人気があるのはエステなどリラクゼーション系の体験です。この他、受け取った人が好みの体験を選ぶコースもあります。バスガイドや神社の巫女などを体験できるコースは自分へのごほうびとして利用する人も多く、話題になりました。今後は男性向けギフトを増やしていくと共に、結婚式や成人式、就職祝いなど儀礼的な場でも利用できるような商品展開を予定しています。

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日本舞踊体験

贈る方法にも新しいスタイルが生まれています。FacebookなどSNSを通じて、相手の住所を知らなくてもプレゼントを贈れるようになったのです。ソーシャルギフトといわれるこのサービスは国内で2010年頃から始まりました。商品はコーヒー一杯など300円程度の気軽に贈ることのできる商品から目的にあわせて用意されているのが特徴です。配送型の商品もあり、バリエーションも豊かで目的によって選べます。

All About「通販・ネットショッピングの活用法」ガイドの遠藤奈美子さんは、「Facebookで友達になると誕生日がわかるので、これまで誕生日を知らなかった友人や知人に対してお祝いできる機会が増えたのではないでしょうか。またSNSで近況がわかるため、大きな仕事がひと区切りついた、と書き込みがあれば『お疲れ様』のビールを一杯プレゼントするなど、誕生日以外にもちょっとしたプレゼントを贈る機会が増えたと思います」。

ある調査によると、インターネットを利用している人の中でソーシャルギフトを利用したことのある人はまだ5%程度です。「現状ではソーシャルギフトサービスがSNSとは別の独立したサービスになっていることでハードルが上がっているのかもしれません。SNSが運営するものが出れば、友達の誕生日に、その人の好きそうな商品を提案してくれたり、利用しやすくなるのでは」と遠藤さんは考えています。

アメリカではFacebookのソーシャルギフトサービスがすでに始まっています。またスポンサー企業の商品を無料または格安で贈ることができるという新しいソーシャルギフトの形を生み出したスウェーデンの「Wrapp」は、日本版の準備が進んでいます。これらが開始されれば日本のソーシャルギフト市場も大きく変わることでしょう。

文:市村雅代


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