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新しいイメージのモダンな神社

[2013年10月号掲載記事]

201310-2-1

赤城神社

 

神社といえば広々とした敷地の中の古びた木造建築が思い浮かびますが、近頃はスタイリッシュな神社が日本各地に増えています。まるでホテルのような近代的なデザインの神社など、従来のイメージと異なる建築様式の神社が増えています。

赤城神社は東京都新宿区にある神社です。建物が老朽化したため、2009~2010年にかけて、建て直しが行われました。デザインを手がけたのは隈研吾さんです。隅さんは今年再建した歌舞伎座の建築デザインをしたことでも知られています。甥や姪がこの神社の敷地内にあった幼稚園に通っていたこともあり、監修を名乗り出ました。本殿はガラス張りで、敷地内にはイタリアンカフェがあります。

「モダンなデザインになりましたが、それでも古い社殿の形は残してあります。また、江戸時代(17~19世紀)から戦前にかけては境内に参拝者が休憩するためのお茶屋があったので、それをカフェという形で復活させました。近代的に見えますが、昔のデザインを規準としています。このデザインにしたことによって、外国人や若い参拝客がとても増えました」と、赤城神社の宮司(神社を取仕切る人)の風山栄雄さんは言います。

また、境内では「あかぎマルシェ」というフリーマーケットを毎月開催しています。手作りの雑貨や陶器、お菓子などを販売する店が並ぶこのフリーマーケットは若い女性を中心に人気があり、参拝客が増えた理由の一つにもなっています。

201310-2-2

八津御嶽神社

 

ビルの中にある神社もあります。そのうちの一つ、八津御嶽神社は東京都中野区にある神社です。山梨県にある本宮の分社であるこの神社は、祭壇を造ることのできない広さを逆手にとり、ビルの中に神社を建てました。

「ヒノキなどの木材ではなく大理石を使用することによって、雅楽(日本の伝統音楽の一つ)や祝詞(神道において神様の加護を得るための朗読)の音の反響が良くなりました。都会における神社のあり方の一つとして参考にしたいと、他の宮司に言われることもあります。また、『Hanako』などの女性誌にパワースポットとして紹介されることも増えました」と宮司の山本行徳さんは笑いながら言います。

建物の老朽化に伴い、改築や移築をきっかけにデザインを新しくする神社が多いです。これによって、今まで神社にあまり関心がなかった人たちが参拝するようになったこともあり、今後もこのような洗練された近代的な神社は都内に増えていくかもしれません。

赤城神社
八津御嶽神社

文:土屋えみ


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