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伝統芸能の歌舞伎の魅力とは?

[2013年4月号掲載記事]

201304-3

今年4月、新装された歌舞伎座がオープンします。歌舞伎は、400年の歴史を持つ伝統芸能です。演劇、舞踊、音楽がミックスされた総合芸術で、日本の四季や豪華な衣装など、日本の様式美を舞台でみることができます。「歌舞伎」とは、「並はずれている」という意味を持つ「傾く」という言葉がもとになっています。

歌舞伎の大きな特徴は男性だけで演じられることです。女役は「女形」と呼ばれ、女性以上に女性らしく演じるところは、見どころの一つです。演目は大きく二つに分けられます。一つは、武士の世界や合戦を描いた「時代物」。もう一つは人間味があふれる江戸時代の町人を描いた「世話物」。

歌舞伎の楽しみは舞台の構造にもあります。舞台に向かって観客席を貫く「花道」があります。ここからも役者が、登場したり退場したりします。そこで、立ち止まって演技することもあり、観客は身近で役者を見ることができます。他にも場面転換をすばやくする「回り舞台」や役者が舞台の中央から登場する「せり」などの仕掛けがあります。

歌舞伎は役者と観客が一体となって盛り上げる場面もあります。役者が登場するときや演技が最高潮に達すると、客席から「山城屋!」「音羽屋!」などのかけ声があがります。ここでかけられる言葉は屋号(トレードネーム)といいます。このしきたりは、かつて役者は苗字を持つことが許されていなかったためです。そのため、屋号を使いました。

歌舞伎の上演は、通常、昼の部と夜の部があります。それぞれが3~4時間ほどで、話や演目の区切りで休憩時間が設けられています。歌舞伎座では一幕だけを見るチケットも販売されています。また、解説が聞けるイヤホンガイドの貸し出しもあります(英語もあり。有料)。

歌舞伎界の伝統とニュームーブメント

歌舞伎俳優の名前の多くは、代々受け継がれます。各一門の最高位の名前を継ぐまでには段階的な名前を得ます。歌舞伎の世界では、名前だけでなく芸風や得意な演目なども含めて継がれていきますが、子どもが後を継ぐのが一般的です。

昨年12月に人気歌舞伎俳優の18代目、中村勘三郎が、そして今年2月には圧倒的な存在感のあった12代目市川團十郎が相次いで亡くなりました。歌舞伎界にとって大きな損失です。

伝統的な歌舞伎界において現代にマッチした演劇を試みる「スーパー歌舞伎」が1986年に登場しました。3代目市川猿之助(現:猿翁)が、オペラ、京劇など他の演劇スタイルを取り入れたもので、内外の演劇人に大きな衝撃を与えました。それ以降、東京の新橋演舞場などで公演が行われています。


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