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まんが文化の発信基地、まんが図書館

[2012年9月号掲載記事]

201209-2

広島市まんが図書館 漫画イラスト講座

 

まんが図書館は、まんがを専門に扱っている図書館です。東京には、30年以上の歴史を持つ現代マンガ図書館と、まんがとサブカルチャーの専門図書館である米沢嘉博記念図書館があります。地方では広島市まんが図書館や、茨城県の龍ヶ崎市市街地活力センター「まいん」、福島県の貸本まんが専門図書館・昭和漫画館青虫などがあります。

まんが図書館の魅力は、新しい作品はもちろん、手に入れるのが難しい貴重な資料を読めることです。人気を集めているのは、すでに販売されていない貸本まんがや雑誌のバックナンバーです。特に雑誌に掲載されただけで単行本に収録されていない作品は、長い間探し続けてやっと見つけたと喜びの声を上げる利用者もいるほどです。

現代マンガ図書館は、1978年に内記稔夫さんが自身のコレクションをもとに開館しました。現在は約18万冊が収蔵されており、個人のコレクションとしては日本で最大級です。単行本だけではなくまんが雑誌のバックナンバーも数多くそろえ、今から40年分をさかのぼって調べることができます。

「個人のコレクションから図書館を設立したのは、うちが初めてのようです。その前から貸本屋をやっていたので70年代以降の作品はかなりそろっています。新刊を購入しますし出版社からも寄贈されますから、増え続ける本の保管が大変です。日本文化を研究するために、海外からいらっしゃるお客様もいます」とスタッフの内記ゆうこさんは話します。

広島市まんが図書館は日本でただ一つの公立のまんが図書館です。広島出身および在住の作家の作品や、作品のテーマが広島に関わるまんがを集めて紹介する「ひろしまコーナー」があるのが特徴です。また日本文化の流れの中でまんがの歴史をたどり、ルーツを探る資料として、古書や復刻版などを収集、所蔵しています。

広報担当の岡本美緒さんは話します。「県外や海外から来てくださる方のために、貸出券がなくても1日5冊まで外に持ち出すことができるサービスがあります。まんが文化への理解を深めてもらうため、漫画史講座やまんがイラスト講座を開いています」。

まんがを日本が誇る文化として発信していく動きは活発になっています。マンガ学部を持つ京都精華大学と京都市の共同事業として京都国際マンガミュージアムがありますし、8月3日には、まんが文化を発信する拠点として北九州市漫画ミュージアムが開館しました。作品の収集と研究が進んでいけば、まんが文化はより豊かになっていくでしょう。

現代マンガ図書館
広島市まんが図書館

文:服田恵美子


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