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外国人力士の活躍と相撲の仕組み

[2012年9月号掲載記事]

201209-3

7月場所でモンゴル出身の大関・日馬富士が3度目の優勝を果たしました。9月場所で優勝すれば最高位の横綱になることはほぼ確実です。相撲は日本の国技といわれてきましたが、実はこの10年間の60場所で外国から来た力士の優勝は55回にのぼります。そのうちのほとんどが、元横綱朝青龍と現横綱白鵬です。二人ともモンゴル出身です。

朝青龍の優勝回数は25回で、大鵬の32回、千代の富士の31回に次いで第3位です。4位は24回の北の湖。白鵬は22回で貴乃花と共に現在5位です。現在、横綱は白鵬一人です。次の位の「大関」は6人いますが、日本人力士は琴奨菊と稀勢の里の二人のみです。後は、モンゴル出身の日馬富士と鶴竜、エストニア出身の把瑠都、ブルガリア出身の琴欧州です。

大関以下の位は「関脇」「小結」「前頭」と続きます。ここまでは「幕内」と呼ばれ、最高優勝を争います。サッカーに例えれば1部リーグです。2部リーグに相当するのが「十両」、以下、「幕下」「三段目」「序二段」「序の口」と続きます。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、一人前と見られます。

しこ名(力士の名前)は、力士の出身地の海や山、川などの名前、あるいは部屋の親方のしこ名を取り入れたものが一般的に使われます。たとえば、把瑠都はリトアニアが面しているバルト海に由来します。琴欧州の「琴」は所属する部屋の親方に由来し、「欧州」はブルガリアがあるヨーロッパを取り入れています。

相撲にはさまざまな儀式、ユニークな伝統があります。力士の頭は「まげ」と呼ばれるサムライスタイルです。力士はまわしだけしかつけません。幕内の取組が始まる前に力士は化粧まわしをつけて登場し、お客に披露します。横綱は土俵入りと呼ばれる儀式を行います。その日の全部の取組が終わると、弓取り式という儀式があります。NHKが毎場所テレビとラジオで全国放送しています。

優勝はどのようにして決まるのか

一般的に力士は体が大きいですが、体重差があります。それでも無差別で戦います。良い取組にはスポンサー企業からの懸賞金がつき、勝った力士に贈られます。力士は呼び出しの声で土俵(リング)に上がり、土俵を清める塩をまきます。勝負が始まる前に数分の仕切り(士気を高めていくためのもの)があります。

勝負は相手を先に直径4.55メートルの土俵の外に出すか、相手の体の一部を土俵につけさせれば勝ちです。勝負は通常数秒で決まります。着物スタイルの行司(レフリー)は、勝った力士に軍配を上げますが、きわどい勝負のときには土俵の下にいる5人の審判員がビデオも参考にし、相談して勝者を決めます。決まり手(技)は82手あります。

相撲は1年に6場所開催されます。1場所15日間で、毎日違う相手と戦い一番多く勝った力士が優勝となります。また、優勝の他に、関脇以下の活躍した力士に与えられる三賞があります。殊勲賞(横綱、大関を破った力士)、敢闘賞(闘志あふれる相撲を取り、良い成績をあげた力士)、技能賞(すぐれた技で活躍した力士)。今場所の成績により次の場所の番付(ランク)が決まります。


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