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鹿革と漆の出合い

[2012年9月号掲載記事]

201209-5

山梨県は、山や森林、また鹿がたくさん生息している地として知られています。そして400年の歴史を持つ日本の工芸品、甲州印伝--鹿革を使ったやわらかく丈夫な鎧、またバッグなどの日用品--をつくり出している本拠地でもあります。

甲州印伝をつくるには、まず鹿革を最初に染めて革が明るいナチュラルな黄色になるまでわら火でいぶります。革には漆が塗られますが、下地の色は通常、黒、赤、または青です。これらの色の上に模様が装飾されます。

伝統的な模様は自然を取り入れたものです。長年、蛍、亀、波、さまざまな花などのモチーフの装飾が人気です。それらには男性に似合うもの、女性の方が似合うものがあります。

印伝という名前は、革の染色や色付けの技法の発祥地であるインドに由来します。印伝一つつくるにも数週間かかります。漆は何層にもぬられ、それぞれの工程は熟練の職人により行われます。

今日の印伝の製品には、さまざまなデザインや色の組合せでつくられた財布やバッグ、キーホルダーなどがあります。最近は他の工芸と組み合わされたり、装飾感覚でガラスや木にも使われます。

最も有名な印伝メーカーは株式会社印傳屋 上原勇七です。山梨県甲府市にあり、1582年の創業で現在は上原家13代目が経営しています。手づくりの革製品や模様、色の組み合わせでつくられた印傳屋の製品は、他社のものとの質の違いが一目でわかります。

時を重ねるにつれ印傳屋には革に強力な漆をぬる秘伝ができました。近年、印伝工芸品の成長と繁栄をもたらすために、他の職人に技法の一部を公開しました。

最近、印傳屋は海外で最初のショールームをニューヨークに開くなど外国への進出をはかり、今や多くの外国人はその美しさを称賛しています。製品は美しいだけでなく何年も長持ちし、日本や外国にいる友人への理想的なお土産です。

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文:ニコラ・ゾェルゲル


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