Language:
Hiragana Times | Facebook Hiragana Times | Twitter RSS

これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

日本で親しまれている飲み物

[2012年8月号掲載記事]

201208-1-1

街を歩いていて「何か飲みたいな」と感じたら……日本では、自動販売機やコンビニ(コンビニエンスストア)、スーパーマーケットなどで買ったり、喫茶店やレストランに入ったりという方法があります。ほとんどの飲食店で水やお茶は無料で、席に着くだけで黙っていても出てきます。

最も手軽に手に入れることができるのは自動販売機でしょう。自動販売機はソフトドリンクが多く、缶やペットボトルに入った状態で売られています。日本で「ジュース」は果汁100パーセントのものを指すわけではありません。無果汁でもジュースといいます。また、会話ではコーラもジュースに含まれます。基本的に冷えた状態で出てきますが、冬は温かいコーヒーやお茶なども買うことができます。先に紙コップが出てきて、そこに飲み物が注がれるタイプもあります。

自動販売機より扱っている種類も数も多いため、コンビニを利用する人もたくさんいます。コンビニには1リットル以上の大きなサイズのジュースやアルコール類なども置いてありますが、携帯しやすいという理由から、350ミリリットルや500ミリリットルの量で、ふた付きのペットボトルに入ったものの人気が高いです。

201208-1-2

喫茶店やレストランなどでは、「セルフカフェ」と呼ばれるものが増えています。受付カウンターで注文から受け取りまで行い、自分でテーブルまで運ぶというセルフサービスが基本です。特に「ドトール」や「スターバックス」など、全国にチェーン展開している大手ブランドが人気。また、「マクドナルド」のような「ファストフード店」でも飲み物は豊富で、100円程度で買うことができます。

カフェの普及でもわかるように、日本ではコーヒーがとても人気です。コーヒーに親しんできた日本が独自で作り出したものとして、豆の炒り方を浅くし、薄くいれたコーヒー「アメリカン」、冷たくした「アイスコーヒー」があります。また、お湯で溶かすだけで簡単にいれられるインスタントコーヒーや紅茶のティーバッグも人気です。牛乳などを加えて加工したコーヒー飲料・紅茶飲料も多く販売されています。

コーヒーや紅茶の他に、中国茶も人気があります。中国茶は「健康のため」「ダイエットのため」といった理由で買い求める人が多いのが特徴です。特に有名なのは「ウーロン茶」「ジャスミン茶」「杜仲茶」などです。

「日本茶」は、日本人にとっては最も一般的なお茶であり、その多くが煎茶・玄米茶などの「緑茶」です。全国に茶葉の生産地があり、急須や湯のみという緑茶専用の陶器を使って飲みますが、現在では茶葉から抽出済みの緑茶飲料が缶やペットボトルに入って、コンビニなどに並んでいます。また、大麦の種を煎じて作られる「麦茶」も、なじみのある飲み物です。暑い日に家庭の冷蔵庫で冷やした麦茶を飲むのは、日本の夏の象徴的な光景です。

中国茶と日本のお茶、穀物(麦など)をブレンドしたお茶も人気です。他には、コーラ・サイダーなどの炭酸飲料、果汁飲料や果肉飲料、スポーツ飲料、ミネラルウォーターなどがあります。

201208-1-3

日本でお酒が飲めるのは20歳以上です。独自の製法で作られた日本ならではというアルコールといえば「日本酒」です。米を発酵させて造るもので、「清酒」や「酒」と呼ばれ、海外では「SAKE」として知られています。水や氷で割ることはほとんどなく、大きく分けると、温める「熱燗」と冷やした「冷酒」があります。気候などによって温度にもいくつかの段階があります。例えば、常温で飲む場合「冷や」といったり、人の体温より少し高めの40度程度に温めたものを「ぬる燗」と呼んだりします。

お酒以外にもたくさんのアルコール――焼酎、ビール、ワイン、ウィスキー、ブランデーなどが販売されています。「酒」という言葉は、日本酒だけでなく、これらアルコール類全般を指す場合もあります。例えば、「酒でも飲もう」と誘われたら、それは「何かアルコールを飲もう」という意味になります。

また、「とりあえずビール」という言葉は宴会などの決まり文句です。これは、最初の一杯にビールを注文するときに使います。日本におけるビール人気を示すものですが、ここ数年は、ビールより安く、ビールとよく似た風味を味わえる「発泡酒」や「第三のビール」の売り上げが伸びています。ビールは原料として麦芽を使いますが、発泡酒や第三のビールはその割合が低かったり他の副原料が含まれていたりするものです。

201208-1-4

他には、「チューハイ」も人気です。焼酎というアルコールを炭酸水と果汁・シロップなどで割って飲みます。焼酎そのものは米、麦、芋などを原料にした強いアルコールですが、割ることによって飲みやすくなり、飲食店で気軽に頼むことができます。缶に入ったタイプのものも普及しています。

しかし、このようなアルコールに代わって、今、大きな注目を集めているのが「ノンアルコール飲料」です。特に、「ノンアルコールビール」が売れています。これは見た目にはビールそのものですが、アルコールを全く含まない、または、アルコール1%未満の炭酸飲料を指します。飲酒運転の罰則強化がきっかけとなり、大手メーカーが次々に新製品を発売しています。

ノンアルコールのチューハイやカクテルも売られています。これらは飲んでも車の運転ができるというメリットだけでなく、体質のためアルコールを受け付けない人にも歓迎されています。しかし一方で、ニュースなどで「未成年やアルコール依存症の人を刺激する」「妊婦にとってよくない」という点が指摘されることもあるようです。

写真提供:株式会社セブン&アイ・ホールディングス

文:小宮山蘭子


Special Link

  • 東京ビジネスホテル | 新宿へチェックイン。明日へのゆとりを感じるロケーション。
  • Homestay in JAPAN!!
  • Internship in Japan
  • 英会話の先生探すサイト。個人家庭教師・外国人と英語プライベートレッスンは先生ナビドットコム。


PR