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お坊さんの世界にも広がるイケメンブーム

[2012年8月号掲載記事]

201208-2

日本では仏教を信仰する人が多いため、全国にたくさんのお寺があります。有名な観光地になっているお寺もあります。お寺で信仰を広めたり、亡くなった人を供養したりする役目を担っているのが僧侶であるお坊さんです。最近は、そんなお坊さんたちの人柄や仕事ぶりなどを紹介する本やフリーペーパーが発行され、若い女性から注目されています。

そのきっかけとなったのは、全国各地のイケメンのお坊さん40人を写真入りで取り上げた「美坊主図鑑~お寺へ行こう、お坊さんを愛でよう」(廣済堂出版発行)です。イケメンとは女性を引き付ける魅力的でハンサムな男性のことです。この本は、古くさい印象をもたれることが多い仏教の世界にも、素敵な男性がたくさんいることを教えてくれたのです。

編集担当の高田順子さんは「お坊さんイコール葬式と考える人が多いのですが、東日本大震災のボランティアをしている若い人たちがいることも紹介したかったです」と、この本を出版した目的を語ります。「恋愛や仕事などで悩んでいる若い女性にとって、お坊さんは信頼できる相談相手。変な占い師よりも安心できるはずです」と続けます。

高野山(和歌山県)にある弥勒院の住職、東山教清さんもこの本に登場しています。「仏教に対して多くの人に興味を持っていただくきっかけになりました。この本を読んで、わざわざ会いに来たという拝観者が増えています。境内を歩いているときに声をかけられることも多くなりました。一緒に写真撮影を頼まれることもあります」と反響の大きさに驚いています。

また、各宗派の若いお坊さんやクリエイターが中心となって1ヵ月おきに発行している「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」というフリーペーパーもあります。この出版物は「フリースタイルな僧侶たち」というプロジェクトの情報を伝えるためのもので、京都や大阪、東京などの寺院やカフェで手に入れることができます。

仏教の一宗派である「浄土宗」の僧侶であり、プロジェクトの代表を務める池口龍法さんは話します。「宗教に対して抵抗感をもつ若い人がいるなかで、現在の社会に応じた仏教のあり方を探るのが狙いです。若い人中心の編集なので、大胆な誌面づくりができるのが強みです。お葬式だけが仏教じゃないんだという考え方を広めるのに役立っています。悩み相談などもたくさん寄せられていますよ」。

イケメンのお坊さんの登場は、堅苦しいイメージのある仏教に若い女性が興味をもつ効果をもたらしました。お坊さんが書いた本はいくつか出版され、評判を呼んでいますし、お寺でライブを催す女性の僧侶もいます。このような流れはイケメン神父やイケメン神主など、他の宗教にも広がっていくかもしれません。

廣済堂出版
フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン

文:伊藤公一


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