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再び注目される社歌

[2012年7月号掲載記事]

201207-2

各国に「国歌」があるように、日本の会社の多くが「社歌」をもっています。社歌とは、その会社のことを表す歌で、社内行事や朝礼などで歌うためのものです。しかし、社歌があるのに歌わない会社が多いのも現実です。一方で、社員の気持ちを一つにしたり、企業イメージを高めたりするために積極的に社歌を活用しようという動きが出始めています。

最近は制作を有名なクリエイターに依頼したり、社員が手がけたりする、個性的な社歌が登場しています。また、カラオケにも配信されている社歌もあり、社員みんなで盛り上がるために使われています。このように、最近の社歌は、形式的で難しいものではなく、より親しみのもてるものが増えているようです。

例えば、キッコーマン株式会社はAKB48のプロデューサー、秋元康さんに作詞を、人気作曲家の大島ミチルさんに作曲を依頼しました。同社の社歌「おいしい記憶」は、トップ訓示、入社式などの式典で歌われたり、各事業所内で始業前に館内放送されたりしています。また、一部の通信カラオケでも配信されており、取引先や社員同士が親睦を深める場で活用されています。社歌が社内外のコミュニケーションを図るための道具として有効に使われているのです。

コーポレートコミュニケーション部の伊東宏さんは話します。「社員がお客様にどのような暮らしを届けたいかということや、お客様の視点に立って各自の業務を考えるよいきっかけになりました。また、一緒に歌うことで、社員同士の一体感も生まれています」と社歌が社内にもたらした効果の大きさを認めています。

会社内で作詞作曲をするところもありますが、制作会社に依頼するケースもあります。株式会社アイデアガレージでは「社歌制作ドットコム」を運営し、社歌の制作を行っています。会社の人にインタビューして、どんな曲にしたいのか相談しながら作るのです。

「昔の社歌は朝礼で仕方なく歌うことが多かったので、一時は会社から消えてしまいました。でも最近また注目されています。作詞に社員が参加すれば、『自分たちの歌』という意識が高まります。親しみやすい曲を繰り返し聴くことで自分が何のために会社で働いているのか振り返るきっかけになるでしょう」と社長の西尾竜一さんは話します。

昨年の東日本大震災で「絆」という言葉が注目されたように、同じ目的のために力を合わせることの大切さが問われています。社歌が見直される背景には、社員同士のつながりを強くしたいという理由もあるようです。製品を宣伝するCMソングとは違い、会社そのものを宣伝し、社員間の団結力を高めることを狙いとする社歌は今後も増えていくでしょう。

キッコーマン株式会社
株式会社アイデアガレージ

文:伊藤公一


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