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橋下代表は日本の政治制度を変えられるか?

[2012年7月号掲載記事]

201207-3

今、日本の政治を根底から変えようとする大きなうねりが大阪から起きています。その先頭に立つのが大阪維新の会の代表、橋下徹大阪市長。2008年に大阪府の知事になると、1998年以降続いた大阪府の赤字予算を徹底的な行政改革をはかり2009年以降黒字に導きました。そして、大阪の府と市の二重行政の無駄遣いをなくすため、2011年に大阪知事を辞任し、大阪市長になりました。

橋下市長は大阪を東京と同じように都にして大阪の行政を一本化する「大阪都構想」を打ち出し、今、市の改革を進めています。この構想を進めるには法律の改正が必要となります。橋下市長は現在の政党からは改正の支持が得られないと判断し、総選挙で大阪維新の会から200人以上の候補者を出す準備をしています。

さらに橋下市長は、現在の停滞している政治を変えるには総理大臣の公選制にすべきと唱え、他の根本的な改革も必要と訴えています。各政党は当初、国民から人気のある橋下市長の勢いに乗ろうと大阪維新の会に好意的でした。しかし、改革を過激と受け取る政治家や政党は次第に距離を置き始めました。さらに、強引ともみえる改革を進める橋下市長をヒトラーのようだと批判する人もいます。

日本は戦後の50年以上、自由民主党を中心とする保守政権が続きました。この間は官僚が裏で政治を主導し、国民の政治に対する不満は高まっていました。3年前の選挙で、民主党は官僚の無駄をなくす行政改革、さらに国民に恩恵のある政策を掲げ、政権につきました。これらの政策は選挙民の圧倒的な支持を得ました。

しかし、国民は積極的に改革を進めない民主党に失望しました。そこに本物の改革を掲げる橋下氏が率いる大阪維新の会が登場し、国民は大きな期待を寄せています。橋下市長は、制度が変わらなければ日本の政治は変わらないという強い信念を持っています。そして、総理大臣は国会議員ではなく、国民が直接に選べるようにしようと提案しています。

日本の総理大臣は現在どのように選ばれるのか

日本の国会は二つの議院を持つイギリスをモデルとしています。衆議院議員の定数は480人です。300人は、全国300の選挙区から選ばれます(各選挙区で一人)。180人は、政党別に登録された候補者の上位から順に決まる比例代表制で選ばれます(国民は全国を11に分かれた選挙区で政党への投票を行います)。任期は4年間ですが、任期中に総理大臣が解散を宣言すると、議席は失われ選挙となります。

参議院議員の定員は242人です。146人は各都道府県を1選挙区として選ばれます。96人は、全国を一つの選挙区とした比例代表制で選ばれます。任期は6年ですが、半数は3年ごとに改選されます。衆議院に立候補できるのは25歳ですが、参議員は30歳以上です。選挙年齢は20歳以上です。

日本の総理大臣はこれらの国会議員による選挙で選ばれますが、通常は最も大きな政党の有力者です。衆議院と参議院の総理大臣の選挙で異なる候補者が選ばれた場合には、衆議院で指名された候補者が総理大臣になります。


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