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エコおもちゃ人気の理由は節電だけじゃない?

[2012年3月号掲載記事]

201203-2

写真左:メガハウス・エコロシリーズのパトカー
写真右:タカラトミーによるエコトイ活動

 

東日本大震災を受けて大規模な計画停電が実施され、日本中で節電への意識が高まりました。その影響で子どもたちの遊びにもエコが取り入れられています。

エコおもちゃとは電気を使わずに遊べる玩具のことで、オセロなどのボードゲームも含まれています。昨年のおもちゃショーで出品されたエコおもちゃは、従来のような電池を使わなくても光や音を楽しめるもの。手で転がして発電したり、太陽電池やバイオ電池が使われている玩具に、子どもの知的好奇心を満たしてくれると親たちは期待を寄せています。

株式会社メガハウスが出品した「エコロ」は電池をまったく使わないハイブリッドミニカーです。タイヤの回転動作を電気に変換する「ころがし発電ユニット」が搭載されており、手で車体をころころと動かすだけでライトが点灯し、サイレンや音楽が鳴ります。現在は第一弾商品のパトカー・消防車・清掃車が小売店や百貨店で発売されています。

営業企画担当の押尾雅弘さんは話します。「開発者が自身の子どものために考案したのが始まりです。子どもは光や音の出る玩具が大好き。電池交換の手間をはぶいて存分に楽しんでもらいたいです。幼い子どもの力でも発電できる装置の開発に苦労しましたが、購入者から喜びの声が届いており、もっとがんばろうという気持ちになります。新商品の開発も進んでいます」。

株式会社タカラトミーも手転がしで光る超小型発電ユニットを搭載したミニカータイプの「テコロジートミカ」と、電車タイプの「テコロジープラレール」を出品しました。また車両の屋根に取り付けた太陽電池で動くプラレールや、ジュースで発電して動くリモコンカーなどを開発中です。

玩具を通して次世代を担う子どもたちが環境への配慮を考えるきっかけにしようと、タカラトミーでは環境課を立ち上げ、エコトイ活動をスタートさせました。課長の高林慎享さんは話します。「開発のために、どんな玩具がエコなのか、省資源・省エネルギー・長期使用などの全社に共通する基準を作る必要がありました。環境問題は社会全体で取り組むべき問題。この活動を根付かせ、長期的に少しずつ発展させながら継続していきたい
です」。

一方でオセロやトランプ、ジェンガなどのボードゲームやカードゲーム、立体パズルといったアナログな玩具が見直されています。メガハウスやタカラトミーでも前年に比べて売り上げをのばしています。もちろん理由の一つはエコですが、それだけではなく「コミュニケーションの道具」としての役割が背景にあるのです。

家庭用ゲーム機の普及により、遊びを通じたコミュニケーションが減ったといわれています。幅広い年代で会話をしながら遊べるアナログおもちゃが、子どもたちのコミュニケーション能力の育成を促す玩具として再評価されています。エコと知的好奇心、コミュニケーションの三本柱で支えられたエコおもちゃは今後もさまざまな形で発展していくでしょう。

株式会社メガハウス
株式会社タカラトミー

文:服田恵美子


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