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よさこい鳴子踊り――高知県から日本各地へ

[2012年2月号掲載記事]

201202-2

近年、日本各地のお祭りで多く見られるようになったのが、チームとなって列を組み、音楽に合わせて大通りを前進しながらにぎやかに踊る「よさこい鳴子踊り」です。観客は踊り子たちに声援を送ります。列を先導するトラックは移動型ライブステージになっていて、華やかに装飾されています。夏の盆踊りとは違い、季節を問わず、一年中行われています。

よさこい鳴子踊りの発祥の地は四国の高知県です。民謡「よさこい節」に合わせて踊る伝統のお座敷踊りがその始まりといわれています。1954年8月には戦後の復興と地域の活性化、市民の健康と繁栄を願って、第1回よさこい祭りが開催されました。

よさこい鳴子踊りにはルールが二つあります。一つは「鳴子」を両手に持って踊ることです。鳴子とは木製の打楽器のことで、振るとカスタネットのような軽い音がします。これはもともとは田畑の作物を狙う鳥を追い払うための農具でした。

二つめは、必ずどこかに「よさこい鳴子踊り」のフレーズをいれることです。よさこい鳴子踊りは四国地方出身の音楽家・武政英策がよさこい祭りのために作曲したものです。また歌手のペギー葉山が歌い大ヒットした「南国土佐を後にして」も武政が作曲しました。いずれの歌詞にも方言が使われ、四国地方の情景が思い浮かぶ楽曲となっています。

1チーム数十名以上150名以下の編成で、カラフルな衣装と息の合った踊りはダイナミックで見ているだけでも楽しいです。曲調も現代風にアレンジされ、ジャズダンス風やロック調など個性豊かです。高知の踊りが日本各地に広がったのは、1992年頃からです。北海道で行われた「YOSAKOIソーラン祭り」がきっかけとなり、日本各地で続々と「よさこい鳴子踊り」が地域の祭りに取り入れられるようになりました。

会社員の太田あかねさんは、旅先でよさこい鳴子踊りを見て心惹かれ、2年ほど前から東京のよさこい鳴子踊りのサークルに入りました。「サークルの仲間たちは職業も年齢も様々ですが、同じ踊りをすることで一瞬で心が一つになるのがわかります。よさこい鳴子踊りは踊っている私たちが本当に心の底から喜びを感じているから、それが観客に感動を与えるのだと思います」と話します。

高知県では毎年「よさこい」を通じて広がった日本各地との交流を深めるために、社団法人高知市観光協会主催による「よさこい全国大会」が開催されています。8月のよさこい祭りの最終日に高知市内5ヵ所の会場で行われます。1999年に第1回大会が行われてから、現在は県内・県外チーム合わせて約70チーム、約5,800人が参加しています。 

よさこいは、時代や土地柄によって変わっていく自由なお祭りです。その土地で芽生え、根付き、街おこしにつながっています。

社団法人高知市観光協会
高知商工会議所 よさこい祭振興会

向井奈津子


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