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これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

「ワンダーランド」へ誘うさまざまな看板

[2011年11月号掲載記事]

日本の街を歩くと、ひらがな、カタカナ、漢字、英語、さまざまな文字の他、マークやイラストなどの広告が目に飛び込んできます。これらの看板は、外国人に日本にいる感覚を強く意識させるかもしれません。

看板を注意深く見ると、多くが漢字で書かれていることに気づくでしょう。それぞれの漢字には意味があり、一目で何が書かれているかがわかるばかりでなくスペースを取らない利点もあるからです。たとえば、カタカナで書くと「レストラン」と5文字になりますが、漢字の「食堂」は2文字です。

しかし、近年は英語の読みをカタカナで表現する看板も多くあります。また、グローバル化の影響もあり英語をそのまま使用した看板が増えています。カタカナや英語には西洋文化の香りがあり、モダンなイメージがカタカナにもあります。ひらがなの看板はあまりありません。

絵を使用した看板もあります。特に有名なのが、前足を片方だけ上げて座る「招き猫」看板です。日本では、昔から商売をする上で縁起がいいとされてきました。それが人を手招きする姿に見えることからです。上げているのが右前足なら金運を、左前足なら客を招くとされ、看板の代わりに置物を飾る店はたくさんあります。

目立つことが重要な看板にとって、光るガラス管を使ったネオンサインの登場は画期的でした。1964年の東京オリンピック以降、ネオンサインは欠かせない存在になり、飲食店やパチンコ店などの歓楽街を「ネオン街」とも呼ぶようになりました。近年は発光ダイオード「LED」を用いた照明が一般化しつつあります。しかし、ネオン管も独特の色の鮮やかさや形状の自在性が支持され、今でもネオンサインは活躍しています。

新たに注目されているのは、デジタルサイネージと呼ばれる、インターネットを利用した電子看板です。一つの画面にいくつもの異なる広告を表示でき、広告によって表示する時間や期間を設定できるのが特徴です。広告を張り替える手間や時間も省けて、コストもおさえられます。 

時間が経つと変わる電子看板

 

たとえば、JRの電車内に設置されている液晶ディスプレイもデジタルサイネージの一つです。音声は流れず、字幕と映像を使い企業の広告などを表示しています。常に最新の情報を提供できるため、次の停車駅や乗り換え案内、各路線の運行状況、さらにニュースや天気予報まで放映しています。

JR山手線内のディスプレイ

 

さらに、音の出るデジタルサイネージも登場しています。あるスーパーマーケットでは、野菜売場に設置された画面上に農家の人たちが映し出され、それぞれの野菜の味や鮮度を声に出してアピールしています。より安心して買い物してもらうのが狙いです。

あるいは、香りの発生装置からシャンプーの香りを出して嗅覚を刺激し、購買意欲をかきたてるなど、これからの広告看板はデジタルサイネージに大きな期待が寄せられています。インターネットの登場で、看板は新たな時代を迎えています。

一方では近年はあまり見かけなくなった昔ながらの「ホーロー看板」といわれるレトロな看板は古き良き時代を感じさせ、今日では逆に目を引きます。どれも個性的な作りなのが魅力のひとつです。年配の人々には観賞の対象にもなっています。

東京都青梅市では近年、町おこしとして昭和期に公開された映画の看板を復活させました。木枠にベニヤ板をはめ込み、その上に敷いた紙に絵の具で描いた日本映画や外国映画の宣伝看板が、いたるところに飾られ、観光スポットになっています。

このように、新しいスタイルから古いスタイルまで街にはさまざまな看板があります。これらの看板は異国を感じさせる観光的役割も果たしています。

株式会社 ジェイアール東日本企画


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