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広がる復興支援ビジネス

[2011年9月号掲載記事]

東日本大震災以降、各地で復興支援の輪が広がっています。遠く離れていても、多くの人たちが自分たちにも何かできることはないだろうかと考えています。義援金やボランティアと共に、たとえば、旅行会社では東北の観光地を巡るツアーを企画したり様々な形で被災地を応援しています。

被災地である宮城県仙台市にある株式会社ふるさとファームでは、震災後、生産者復興支援オーナー制度を立ち上げました。これは、被災した農家から農作物を購入することによって生産者の復興を支援し、農業を本格的に再開できることを目的として考えられました。

代表の田澤文行さんは、「東北地方の農業は大きな被害を受けました。消費者と生産者のネットワークを作り、被災地以外の人たちに協力を求めれば、農業の復興に役に立てることができます。震災前の農業を取り戻し、安心・安全・おいしい日本の味をいつでも食べられる環境になること、そして日本の農業を魅力あふれるものにしていきたいです」と話します。

「旬のおまかせ野菜セット」を購入すれば誰でもオーナーになることができます。一口12,000円の代金が義援金となります。年に3回、被災地の農家から仕入れた新鮮な野菜などの農作物がオーナーに届けられます。売上金の一部は、被災した農家のための資材や農業用機械の修理や購入、ビニールハウスの建設などに使われています。

また、東京都豊島区にあるイベント総合制作会社、有限会社ピー・スマイルでは、復興イベントとして東北物産展を企画し開催しています。売上げの5%は義援金として寄付されます。「東北でしか手に入らない商品は関東で暮らす東北出身の方々に喜ばれています。また、商品を購入することは目に見える支援であるとお客様は感じています」と代表の影山喜央さんは話します。

一方、企業が資金を提供して芸術活動を支援する公益社団法人企業メセナ協議会は、「東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド」を設置しました。メセナ協議会の準会員であるコンサートマネジメント会社の有限会社カノン工房では、コンサートなどで集まった義援金を復興支援ファンドへ寄付しています。

代表の鈴木英生さんは、「音楽を聴くことで緊張がほぐれて自分自身を見つめ直すことができます。それはどんな環境に置かれていても平等に与えられる音楽の力です」と話します。

スペイン歌曲のソプラノ歌手、谷めぐみさんは「友達が被災し、大震災直後は激しい無力感を味わいました。それでも歌い手として自分ができること、今だからこそ感じる深い祈りや願いをこめて大切に歌っていきたいです」と話します。

株式会社ふるさとファーム
有限会社ピー・スマイル
有限会社カノン工房
谷めぐみさんブログ

文:向井奈津子


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