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楽しくておいしいエコ活動

[2011年8月号掲載記事]

マンションなどのベランダで野菜やハーブなど食べられる植物を栽培し収穫する「ベランダ菜園」を楽しむ人たちが増えています。野菜や果物がなっているプランターが並べられたベランダは、まるで小さな畑のようです。庭がなくてもガーデニングを楽しみたいという人や、食費を節約したいという人など、理由は様々です。

神奈川県横浜市に住む佐々木由美子さんは、2年ほど前から自宅のマンションでベランダ菜園を始めました。「自分で育てた野菜を収穫すると一層おいしく感じます。野菜を買わなくてもよいので経済的にも助かりますし、肥料に生ごみを使うようになったので環境にもいいと思います」と話します。

埼玉県さいたま市のホームセンターでは、トマトやナス、キュウリなどの野菜の苗木や種が豊富に取り揃えられています。販売員によると、ベランダでも扱いやすい形のプランターが売れていて、簡単に実がなるミニトマトの苗木が人気だということです。

お客にベランダ菜園のやり方をアドバイスする機会も増え、なかにはメロンやカボチャなどのやや大きめな野菜や果物に挑戦する人もいて驚くと話します。また夏の暑さに強いゴーヤは毎年人気で「緑のカーテン」として利用する人が多いです。

緑のカーテンとはゴーヤやアサガオのように、ツルが巻き付いて伸びるツル性植物で作る自然のカーテンのことで、ベランダ菜園のひとつです。小学校の音楽教諭で、NPO法人緑のカーテン応援団の理事である菊本るり子さんは2003年頃から緑のカーテンの普及活動に取り組んでいます。

強い日差しや外部からの熱をさえぎる緑のカーテンは、猛暑の続く夏の温暖化防止対策として近年注目されています。緑のカーテンを作った部屋の窓側とそれがない部屋の窓側で比べると、約10℃も温度に違いがでています。家庭だけでなく学校や病院、企業で緑のカーテンを取り入れるところが増えてきています。

菊本さんは「緑のカーテンがあるととても涼しくて快適に感じます。夏はエアコンなしで過ごすこともあります。また葉の間からこぼれる光は優しく、まるで森の中にいるようで癒されます」と話します。ベランダに緑のカーテンを作ることは、エアコンを使わないため節電にもなるし、冷房病にもなりません。その上、健康的でおいしいエコ活動になります。

現在、菊本さんは東日本大震災で被災された人たちのための「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトを始動し、避難所や被災地の仮設住宅に出向いて緑のカーテン作りに取り組んでいます。より一層の節電・節約のためベランダ菜園と緑のカーテンは、この先ますます増えそうです。

菊本るり子さん
NPO法人緑のカーテン応援団

文:向井奈津子


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