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学校でも使われるまんがキャラクター

[2011年4月号掲載記事]

日本はまんが大国です。専門のまんが雑誌や単行本が毎日のように出版されています。書店のコーナーの中でも一番お客が集まるのはまんが売り場です。日本で最大部数を発行する少年まんが雑誌「週刊少年ジャンプ」は、一号で653万部発行されたことがあります。現代の日本の娯楽産業の中でまんがは中心的な存在です。

まんがが持つ魅力は、個性的なキャラクターがたくさん登場し、読む人に親しみやすさを感じさせることです。公立の小学校でもまんがキャラクターが使われた学習教材が採用されています。子どもたちに人気のあるキャラクターの「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」などが、学校で習う勉強を教えてくれます。

まんがを読みながら、計算の仕方や漢字の書き順が勉強できるのです。ドラえもんの大好きな子どもたちは、「ドラえもんやのび太くんが、いつもの口調で話してくれるから、覚えやすいよ。まんがが面白いから、どんどんページが進んじゃうね」「勉強してるって感じじゃないな」と話します。

おかげで勉強嫌いの子どもたちも、楽しみながら勉強できる上に、内容がしっかりと記憶に残っていきます。年々学習教材に登場するキャラクターの数も増え続けています。「まんがばかり読んでいないで、勉強しなさい」と母親が子どもをしかることができなくなってきました。

多くの学習まんがを出版する株式会社小学館、学習まんが編集担当の柏原順太さんは、「子どもたちがまんがを読みながら科学や歴史に興味を持ち、楽しく学習することを目的として、1975年頃から発行し始めました」と話します。

「人気シリーズの『少年少女日本の歴史』は1,700万部、『学習まんが人物館』は230万部、『ドラえもんふしぎ探検』は180万部発行されています」と柏原さんは続けます。さらにキャラクターについて、「ドラえもんは、タイムマシンやどこでもドアなどのひみつ道具を使うことによってさまざまな時代や世界に移動できるため、学習まんがのナビゲーターとして適しています」と話します。

出版社には読者の子どもたちから、「まんがなのでとてもわかりやすかった」「勉強になった」「偉人の生き方に感動した」という感想が多く届きます。親も、「まんがなので子どもがとても興味を持って読んでいた」という安心感、期待感が強いようです。

最近では、公立の図書館にも学習まんがが置かれるようになっています。国立国会図書館国際子ども図書館の担当者は、「当館では約3,000タイトルの学習まんがを所蔵しています。学習まんがに分類されてはいませんが、理科や社会科で学習するようなテーマをまんが入りでわかりやすく解説している本もあります」と言います。

情報の視覚化が加速する現代の日本においては、今後もさまざまなキャラクターが子どもたちに語りかける場面が増えていくことでしょう。

株式会社小学館
国立国会図書館 国際子ども図書館

文:大林等


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