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古都・鎌倉で開かれる外国人向け座禅会

[2010年9月号掲載記事]

鎌倉(現在の神奈川県鎌倉市)に都があった1253年、臨済宗建長寺は建てられた。すべてをあるがままに受け入れる心「禅」が中国からここに伝わり、日本各地に広まった。宗務総長を務める高井正俊さんは、禅を世界に向けて発信することが寺の役割のひとつと考え、一般の外国人向けに英語による座禅会を開いている。

昨年4月に始まった「外国人のための座禅会」は現在、3ヵ月に一度行われている。「鎌倉には歴史があり、お寺など見どころもたくさんあります。相模湾があり、山々にも囲まれており自然も豊か。日本人だけでなく、外国人観光客にも人気です。鎌倉に来られたら、ぜひ座禅を体験してほしいです」と高井さんは語る。

実際の進行は、それぞれ別の寺で僧侶をしている英語を上手に話す3人が務める。横須賀市にある独園寺の住職、藤尾聡允さんもその一人だ。銀行員としてニューヨークなどに住んでいた経験をもつ藤尾さんは、「解説は英語ですが、内容は日本人向けと同じ。自分を見つめ直したいという気持ちは万国共通なので、すぐに理解してもらえます」と話す。

姿勢は両ひざを開いて足を組むのが基本だが、必要な人には椅子も用意している。1回15分前後で、3回くり返す。呼吸法や視線の位置などもていねいに説明し、合間には足のしびれを直すために立ち上がったり、歩いたりする。その後、ローマ字で書かれたお経(般若心経)を合唱。最後は茶や菓子が出され、僧侶と話をする。

ファクスでの申込のほか、当日の参加も受付ている。受付は午後1時からで、座禅会は1時30分に始まり、すべてが終わるのは3時半くらい。参加者は、1,000円と拝観料300円を支払う。みんなが満足して帰るが、高井さんは「まだまだ宣伝が足りません。もっと参加者が増えれば、毎月でも開きたいです」と抱負を語る。

これまでも建長寺では、外国人の団体を対象にした座禅研修を行ってきた。欧米企業の経営者や心理カウンセラー、国連大学の研究グループなど、あらゆる国籍や職業の外国人たちが禅の世界にふれてきた。藤尾さんも10年来、講師としてたずさわっている。最後に高井さんはこう結ぶ。「日本の文化の基は禅です。禅体験を通して、日本の良さをより多くの外国の方々に知ってほしいです」。

建長寺


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