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祖母のレシピで多くの人を幸せに

[2015年8月号掲載記事]

201508-6

横山アディナさん

ルーマニア出身の横山アディナさんは、昨年の夏、自身の肩書きを東欧料理研究家から「ほんもの料理研究家」に変更しました。東欧料理を教える立場から、添加物や精製したものを使わないレシピの紹介に活動が広がったためです。

アディナさんは1994年にモデルとして来日し、その後2005年に結婚。夫のダイキさんと千葉市で輸入業を営んでいました。しかし仕事が忙しくアディナさんは常に肌荒れに悩んでいました。ダイキさんはアトピーの症状があり、長男も小児肥満とアトピーに悩んでいました。

アディナさんとダイキさんはもっとシンプルに暮らそうと2006年に北海道東川町への移住を決めます。それまで一家の食事は外食かコンビニなどで買った惣菜でしたが、東川町では飲食店の数が限られます。それまで包丁を握ったこともなかったアディナさんも必要にせまられて料理をするようになりました。そのときに思い出したのが、大好きだった祖母アンナさんが作ってくれた料理です。

ルーマニアは1989年まで共産圏で西側の文化はほとんど入ってきていませんでした。家庭での料理も化学調味料は使わず、アンナおばあさんをはじめ多くの人が昔からある天然のものだけでシンプルに仕上げていました。そのレシピで料理を作るうちに、アディナさんは家族の体調がよくなっているのに気がつきます。アディナさんもほとんどノーメイクで過ごすほど肌の調子が良くなりました。

経験から食事の大切さを実感したアディナさんは独学で栄養や各国の料理を勉強し始めました。そして、ルーマニア料理を教えつつ、添加物や精製したものを含まないレシピを提案するようになります。集まったのはアディナさんよりも料理の技術が上のベテラン主婦ばかりでしたが、天然のものだけで料理を作るという発想に興味を示しました。2013年にはレシピ本を出版します。

2人は素材そのもの、加工していないものを「ほんもの」と呼ぶことにし、アディナさんの肩書きを変更。昨年からシンプルな暮らしを提案する「北海道ほんものヴィレッジ」を主催しています。扱うテーマは食を中心に健康や環境から美容まで幅広く、2人の考えに賛同する、高校生を含め14の団体が参加しました。

アディナさんの作るスイーツは通信販売でも購入することができます。店名はMamaMare。ルーマニア語で「おばあさん」の意味です。目指すのはアンナおばあさんのキッチンにあったシンプルな材料で作る体にやさしい食べ物。少しでも体にいい食生活を考えてほしいという願いを込めています。

ホームメイド通販カフェ MamaMare

文:市村雅代


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