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日本はインスピレーションが得られる国

[2015年7月号掲載記事]

201507-6

まんが家
オーサ・イェークストロムさん

「まんが家にとって日本はインスピレーションが得られる国です」とスウェーデン人のオーサ・イェークストロムさんは言います。オーサさんは日本での生活を4コマまんがに描いてブログで発信しました。ブログは人気が出て本になりました。続編の出版も決まっています。

オーサさんは13歳のときスウェーデンで日本のアニメ番組「美少女戦士セーラームーン」を見てファンになりました。「女性がヒロインで、かっこよく戦うところにひかれました。主人公が精神的に成長していく点も、深みがあっていいと思いました」と言います。日本のまんが「ベルサイユのばら」もフランス語版を入手して辞書を引きながら読みました。

オーサさんはまんが家を志して勉強を始め、2007年に来日して9ヵ月滞在しました。「日本語学校に通ったのですが、日本語を話せるようにはなりませんでした。完璧に話さなくてはいけないと思って黙りがちになってしまったのがよくなかったと思います」と苦笑します。

オーサさんはスウェーデンで「さよならセプテンバー」というストーリーまんがを描いてまんが家デビューしました。イケアの商品に使われる布のイラストを描くなど、イラストレーターとしても活動しました。しかしやはり日本に住みたいと思い、2011年3月10日に再び来日しました。

翌日、東日本大震災が起こりました。「原発事故のことをスウェーデンのメディアは、日本はもう終りだなどと報道していました。でも日本人の友達が訳してくれた日本の新聞では、それほど重大ではないと報じていました。どの情報が正しいのかわかりませんでした。とても不安で、一度帰国しました」。

オーサさんは10月にまた戻り、それからずっと日本で暮らしています。「日本にはできればずっと住みたいです。ビザさえ取れれば。でもビザのことは話したくないです。まんが家としてビザをとるのはとても大変ですから」と首をすくめます。二度目の滞在では、シェアハウスに住みながらグラフィックデザインの専門学校に通いました。リクルートスーツを着て、就職活動も経験しました。

今は日本語でコミュニケーションがとれます。「ブログでまんがを発表するようになってからは、読者が寄せてくれるコメントを読むことで単語を覚えました。フォーマルな場では、文末にとりあえず『です』をつけます」と笑います。

「今は自分の日常を4コマまんがに描くのが楽しいので、続けていきたいです。外国人の私だから描けるテーマでもありますし。またストーリーまんがも描きたいですね」とオーサさん。「サイン会で読者の皆さんに会えるのが楽しみです」とほほえみます。

文:砂崎良


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