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日本のサッカーにヨーロッパスタイルを取り入れたい

[2014年4月号掲載記事]

201404-9

ロビー・セルファイスさん

オランダ人のロビー・セルファイスさんは「EUビジネスマン日本研修プログラム(通称ETP)」をきっかけに5年前に来日しました。このプログラムには、ヨーロッパの各国から研修員が来日します。そして約一年間、早稲田大学に在籍しながら日本語や日本文化を学びます。交流を通じて日本とヨーロッパの貿易を促進することが目的のプログラムです。

ロビーさんは14年前に新潟県に留学していたことがありました。オランダへ帰ってからも日本に来るチャンスを探していたロビーさんは、知人に頼み、例外的にサッカーコーチとしてETPプログラムを通じて来日しました。現在Jリーグの大宮アルディージャでジュニアチームのコーチをしています。

ロビーさんは日本語の学習に「imiwa?」というアプリを使っています。アルファベットを入力すると、一致する日本語や関連する言葉を検索するアプリです。調べた単語はストックできるので、復習にも便利です。ロビーさんはわからない単語や漢字は必ず調べて理解し、覚える努力を怠りません。

サッカーに関わる仕事は人気が高く、競争が激しいです。そのため、正しい日本語を身につけて語学力で差をつけたいとロビーさんは言います。また、日本とヨーロッパのサッカースタイルの違いを把握することも大事だと強調します。日本とオランダをはじめとするヨーロッパ諸国のサッカースタイルはまったく異なるからです。

「ヨーロッパの選手は目立つことに遠慮がありません。自分らしさをアピールすることが選手として活躍するうえで大事だからです。一方、日本人はリスクを避けるプレースタイルが主流ですから、目立ったプレーが生まれません。勝ったときも負けた相手の気持ちを考え、喜びをあまり表現しません」とロビーさんは言います。

「日本のサッカーの長所は『チームで勝つ』という意識が強く、個人プレーに偏らないことです。また、日本の選手は黙って与えられた練習メニューをこなします。同じ練習をずっと続けることを嫌がらないので技術が向上します。オランダでは選手が同じ練習にすぐにあきてしまうので、なぜそれが必要かをいつも説明する必要があります」と二つの文化の違いを説明します。

ロビーさんは今年2月に、ヨーロッパを代表するクラブの一つであるアーセナル・フットボールクラブの公式サッカースクールの育成ユースコーチになりました。いずれプロのトップチームを教えたいと言います。ヨーロッパから有名な監督が来日したら、そのアシスタントをしたいというのもロビーさんの夢の一つです。

日本のサッカーの良さを残しながらヨーロッパのサッカーの良さも伝えたいと、ロビーさんは言います。「子どもに一方的に教えるのではなく、自分で考えさせます。そして考えて出した答えをプレーで実践させます。それが自分のプレーの責任をとらせるということですし、ヨーロッパスタイルのサッカーに必要な考え方なのです」。

早稲田大学

文:土屋えみ


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