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日本のアイドルがきっかけで日本へ

[2014年12月号掲載記事]

201412-8

ラッサワン・コンデッチアディサックさん

「私は日本のアイドルが好きです」とタイから来たラッサワン・コンデッチアディサックさんは日本に興味を持ったきっかけを話します。「特にジャニーズの『Hey! Say! JUMP』というグループが大好きです。テレビ番組やDVDでコンサートを見ているとき、彼らが何を話しているのか知りたくて、日本語を勉強したいと思いました」。

ラッサワンさんは2011年に来日し、すぐに横浜デザイン学院に入学しました。ここはデザインの専門学校ですが、留学生向けの日本語学科があります。ラッサワンさんはそれまで日本語の勉強をしたことがありませんでしたが、日本語の基本である「あいうえお」の読み書きから始めました。

「私は日本語が全くわかりませんでした」とラッサワンさん。「本や雑誌も読めなかったし、テレビを見ても理解できなかったです。日常会話すらできなかったので最初はすごく不安でした。でも勉強を続けるうちに日本語がだんだんとわかってきて、そうすると驚くほど楽しくなりました」。

「今まで読めなかった本が読める! わからなかった会話がわかる! 心の中にあった不安感がいつの間にか楽しさに変わりました。毎日もっと勉強したくて、知らないことをもっと知りたいと思いました」。

「日本に住んで3年目ですが、日本人の感覚が理解できないことがまだまだ多いです。なぜこのようなことをしなければならないのだろうとか、なぜこれはやらなくても良いのかなど、不思議に思うことがあります。タイ人と同じような考え方もあれば、全然違う考え方もあります。

「日本で社会人になるときは心配になりました。でも日本人やタイ人に限らず、いろいろな国の人の気持ちを理解できるようになりたいです」。ラッサワンさんは今、株式会社Relationでタイに向けて日本をPRする仕事をしています。旅行雑誌やテレビなどメディア向けに日本の広告を制作したり、タイで行われる旅行博などでブースのデザインや運営などを行う会社です。ラッサワンさんの担当は、デザイン関係やタイとのやりとりです。

「日本は社会の秩序を大事にする国です。タイは気楽な国なので全然違うと思います。でも、タイも日本も人々が親切な心を持っているので、本当によかったです」。休みの日は渋谷、原宿、表参道などへ行くことが多いといいます。「おしゃれなカフェに行くのが楽しいです。そこで本を読むことが大好きです。そしてもちろん、コンサートのシーズン中は、コンサートを観に行きます!」


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