Language:
Hiragana Times | Facebook Hiragana Times | Twitter RSS

これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

難しいからこそ挑戦したい

[2014年5月号掲載記事]

201405-9

ケイシー・ノボタニさん

「何か大きなチャレンジがしたかったんです」とカナダ出身のケイシー・ノボタニさんは言います。「進路を決める中学3年生のとき、私は日本の文化や歴史、アニメに興味を持っていました。それで図書館で日本について調べたところ、日本語には漢字、ひらがな、カタカナがあることを知りました。3種類も文字がある日本語は難しいだろう。だからこそ挑戦したいと思ったのです」。

ケイシーさんは日本に姉妹校をもつ高校を選んで進学しました。そして毎日1時間、日本語の授業を受けます。3年生前期の5ヵ月間は姉妹校である高知県の明徳義塾高校に留学しました。「あこがれていた剣道を部活でやることができました」と、ケイシーさんは振り返ります。

しかし困ったこともありました。寮での生活は朝からやることが全て決められていて、勉強も部活も大変でした。同級生たちといっしょにお風呂に入るのも恥ずかしくてたまりません。「水着を着てもいいですか」と聞きましたが、だめでした。

ホームシックにもなりました。「そのときはルームメイトに家族の写真を見せて、カナダのことをたくさん話しました。私の日本語は片言だったので、ルームメイトは聞き返したり紙に書いたりしながら、一生懸命聞いてくれました。私はいっぱい話して、その結果日本語が上手になりました。ホームシックもなくなり、ルームメイトは兄弟のような存在になりました」。

帰国したケイシーさんは、また日本に行きたくてたまらなくなりました。そこで交換留学プログラムのあるマニトバ大学に入学しました。2年生のとき1年間、東京の国学院大学に留学しました。「渋谷の人の多さにはびっくりしました。でも同時に『これが日本だ』と嬉しくて、スクランブル交差点を見ても満員電車に乗っても感動していました」とケイシーさんは笑います。

ケイシーさんは大学を卒業するころ日本語能力試験の1級に合格しました。そしてJETプログラムに応募して、また来日しました。日本に詳しいケイシーさんはCIR(国際交流員)として、ALT(外国語指導助手)のカウンセリングを担当しました。あるときALTが「私の職場では、たとえ仕事がなくても定時になるまで帰ってはいけないんです」と相談してきました。

ケイシーさんは「まずは、日本人の同僚たちと同じ行動をしてみましょう。郷に入っては郷に従えですよ」とアドバイスしました。「それでも納得できなかったら、ポジティブに改善策を提案しましょう。残念ながら状況が変わらなかったら、定時までの時間を有効に過ごす方法を考えて、自分のベストをつくしましょう」と話しました。

現在、ケイシーさんは東京の亜細亜大学で留学に関する仕事をしています。「日本の学生のために北米の大学と交渉したりしていると、北米と日本の間に立つ仕事をしていると実感します」と話します。「日本語は漢字やその書き順が難しいですが、今の時代は読み方を覚えればパソコンで書くことができますよ。敬語は学生のうちからたくさん使って覚えましょう」とアドバイスします。

亜細亜大学

文:砂崎良


Special Link

  • 東京ビジネスホテル | 新宿へチェックイン。明日へのゆとりを感じるロケーション。
  • Homestay in JAPAN!!
  • Internship in Japan
  • 英会話の先生探すサイト。個人家庭教師・外国人と英語プライベートレッスンは先生ナビドットコム。


PR