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これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

日本語に突撃

[2012年2月号掲載記事]

201202-6

ダニエル・ロブソンさん

初めて日本に来る人は、日本におじけづくかもしれません。しかし日本語をほとんど、あるいは全く学ばずにやって来る多くの人たちにも、成功するチャンスはあります。ダニエル・ロブソンさんは「ほとんど日本語を話せない状態で日本に来ました」と、来日した2006年頃について語ります。

その少ししかなかった日本語力は、「ほとんどが日本のパンクロックやポップス、または1930年代頃の独学用のひどい日本語教材CDから学んだものでした。そのCDで学んだ日本語を話すたびに、みんなから笑われました」。

今では、彼の仕事は日本語でやりとりします。「私はジャパンタイムズで編集の仕事と、世界の出版物のフリーライターをしています。バンドツアーの手配会社『It Came From Japan』も経営しています。これは日本発信の仕事で、日本のバンドを海外ツアーに連れていきます。『BAD NOISE!』というライブも東京で毎月行っています」。

ロブソンさんは説明します。「フリーライターとしてバンドやTVゲームクリエイターへのインタビューや契約などをするために、日本語を使います。たいてい音楽、ゲーム、シティーガイド、それに日本文化について書くので、当然、身の周りで何が起きているかを理解する必要があります」。さらに、「ライブのバンド予約やツアーの企画には、バンドに連絡を取ったりプロモーション素材を作ったり、顧客と話したりしなければ、いい仕事はできません」。

それでは、ロブソンさんはどうやったのだろうか? 「流暢になりたいと本気で思いましたが、働きすぎのフリーランスには勉強する時間があまりありませんでした」。最初は「主に英語を知らない人しかいなくて、自分から日本語を話すしかないバーのようなところで飲んで、少しずつ学びました」。それには時間がかかりました。「でもゆっくりですが確実に理解し、やがてマンツーマンでレッスンしてくれる先生を見つけて1年半続けました」。

後々妻となる日本人女性にも出会いますが、彼女は最初ほとんど英語が話せませんでした。そのことで、「がんばって強制的に日本語を使うようになったことが本当に役立ちました」と当時を振り返ります。「最初に一番大変だったことは、いろんな請求書に関する電話などでした。そしてもちろん、漢字でした」。でも継続は力なり。「少しずつですがやがてその全てが身につくんです」。

「他の国の習慣や文化に合わせる必要があることは避けられません」。けれどもロブソンさんはいまだに理解に苦しむ状況があると言います。「本当は『ノー』という意味なのに、『それは難しい』と遠回しに言われたときなどには、何度も頭を壁に打ちつけたくなります。そういう状況を読む学習をしなければなりません」。

「それに私は短いメールでも、おさらいのためにやる50時間にわたるファイナルファンタジー13でも、まだ漢字に苦労しています」。しかしロブソンさんは言います。「他にも難しいことはありますが、否定的なことばかり考えても、何も達成できません」。

日本人と結婚したので、ロブソンさんは「私の家では99%日本語で話します。そして最近は、義父母の少し古い言葉さえもわかります」。他にも、彼はここで生活することがとても好きです。彼は言います。「あらゆる面でロンドンより東京の方が300倍いいです。ここが大好きです」。

Bad Noise

文:グレゴリー・フリン


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