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国家権力に挑む新幹線爆破計画

[2010年2月号掲載記事]

新幹線大爆破(佐藤純弥監督)

新幹線大爆破 海外版 9,450 円(税込)
東映ビデオ㈱より発売中

1975年に公開されたサスペンス映画。出演者は当時の日本映画界のスターばかり。とりわけ主演の高倉健は、国内ではヤクザ映画に欠かせない俳優として知られていた。海外では1974年のアメリカ映画『ザ・ヤクザ』でロバート・ミッチャムと共演した国際派。1989年にはリドリー・スコット監督の『ブラック・レイン』でマイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアとも共演した。

物語は「ひかり109号に爆弾を仕掛けた」という1本の電話が国鉄にかかってくるところから始まる。すでに東京を出発し福岡県の博多に向かっているその新幹線には1,500人の乗客が乗っている。仕掛けられた爆弾は特殊で、時速80キロになるとスイッチが入り、再び80キロに減速した時点で爆発するという。

いたずらではないことを証明するため、同じ爆弾を北海道夕張線を走る貨物列車にも仕掛けた、と犯人は告げる。貨物列車から機関士たちが飛び降りると、貨物列車は減速し大爆発を起こす。犯人の要求は500万米ドル。当時の日本円で15億円。新幹線の車両代16億円と乗客の命に比べれば安いはず、と犯人は言う。

犯人は3人の男たちだ。経営していた町工場が倒産し、妻に離婚された沖田(高倉健)は、電話の主でありリーダー。大学生の頃、過激な社会運動に関わっていた古賀は、貨物列車に爆弾を取り付けた犯人。沖縄から上京して職を転々とし、最後は血液を売って死にかけているところを沖田に助けられた大城は、新幹線に爆弾を仕掛けた最年少。

警察は犯人を捜して追いつめるが、逮捕に失敗する。国鉄司令室の倉持運転指令長は、列車同士の衝突をさけるよう運転士に指示を出し続ける。車内では、パニックを起こし始めている乗客たちを乗務員たちが必死に説得している。そんななか、沖田から現金の受け渡し方法を指示する電話が警察に入る。

逃走中、古賀と大城は命を落とすが、沖田は計画通り現金を手に入れる。一方、現金と引き換えに沖田が残した爆弾の場所とスイッチの切り方を書いた図面が火事で焼けてしまう。しかし、国鉄がなんとか爆弾を発見してスイッチを切り、新幹線は無事に停車。数時間後、国外へ脱出しようとする沖田を、羽田空港で張り込んでいた警察が見つけ出す。

走り去る沖田。先回りする警察。そして、ついに沖田は警察の銃弾に倒れる。その頭上には、乗るはずだった飛行機が夜空に舞い上がって行く。日本語版は152分。海外向けは、犯人たちが犯行にいたった背景をカットしてサスペンス感を押し出しており、短く編集されている。


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