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海賊王への冒険を描く

[2013年2月号掲載記事]

201302-7-1

© 尾田栄一郎/集英社
68巻表紙。尾田栄一郎著。集英社発行

 

ワンピース

海賊王を目指す主人公ルフィが、ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を追い求める大冒険が描かれます。1997年に連載が始まり現在も続いています。累計発行部数が国内最高となる2億8千万部を突破している大ヒットまんがです。翻訳版は30ヵ国以上で販売されており、海外でも人気の高い作品です。

物語の舞台は大海賊時代。かつての海賊王ゴールド・ロジャーの死に際の言葉「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ。探してみろ。この世のすべてをそこに置いてきた」という言葉が、人々を海へと駆り立てました。ある港村に住む少年ルフィは、赤髪のシャンクスが率いる海賊団に加わりたいと思いますが、「ガキだから」と断られてしまいます。

シャンクスが敵船から奪った「ゴムゴムの実」を偶然に食べてしまったことで、ルフィは一生泳げなくなる代わりに、全身ゴム人間になるという能力を身に付けました。やがて17歳になったルフィは、立派な海賊になって再会するというシャンクスとの約束を果たすため、財宝を求めて大いなる冒険の旅へと出発するのです。

旅の途中で、仲間が一人また一人と増えていきます。現在ルフィが率いる一味は、世界一の大剣豪を目指すロロノア・ゾロ、天才航海士のナミ、狙撃の名人でムードメーカーのウソップ、蹴りが必殺技の料理人サンジ、トナカイで船医のチョッパー、美しき考古学者ロビン、自らを改造してサイボーグとなった船大工のフランキー、音楽家でがいこつ剣士のブルックです。

仲間だけでなく、敵対する海賊やルフィを追う世界政府、海軍など、次々に登場する個性豊かなキャラクターも、おもしろさの一つです。そして彼らをより魅力的に見せているのが、壮大な世界観と細かな設定です。冒険を進めるごとに、新たに立ちふさがる敵を倒していくという、くり返しで単調になりがちな物語の展開に深みを与えています。

全体を通して貫かれるテーマは、冒険への情熱と仲間との友情です。登場人物たちは文字通り血と汗と涙を、ときには鼻水も流し、かっこ悪いほどぼろぼろになります。しかし何度でも立ち上がり、夢を追い求め、仲間を守ろうと力をつくします。この熱さこそが、少年まんがの長い歴史の中で受け継がれてきた王道です。

1999年に開始したテレビアニメは現在も放映中で、映画はすでに10作品が制作されています。2012年には連載15周年を記念した映画最新作が公開され、展覧会も開催されました。小説やゲームも発売されており、多くの企業とのコラボレーション商品も販売されています。ワンピースは、まんがの枠を超えた大きな一つのジャンルになっています。

文:服田恵美子


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