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侍の誇りと夫婦の愛を描く時代劇

[2011年11月号掲載記事]

DVDジャケット。121分。3,990円。
『武士の一分』
DVD ¥3,990(税込)/ブルーレイ ¥4,935(税込)
発売・ 販売元:松竹
© 2006 「武士の一分」製作委員会

 

武士の一分(山田洋次 監督)

山田洋次監督の「時代劇三部作」として、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続いて映画化され、2006年に公開された。主役を演じる木村拓哉は、人気アイドルグループ、SMAPのメンバー。

江戸時代末期、下級武士である三村新之丞は、妻の加世と貧しいながらも幸せに暮らしている。ある日、藩主に出される食事の「毒味役」という今の仕事が「いやでたまらない。中身がない」と加世に話す。そして、身分に関係なく村の子どもたちに剣術を教える道場を開く夢を語る。だが、数日後、三村は毒味の貝の毒にあたり、失明してしまう。

もう武士としては役に立たず、生きる希望をなくした三村は、自らの刀で死ぬことまで考える。しかし、藩主からは今の身分にとどまることを許され、療養生活を送るよう命じられ、ひと安心する。加世の深い愛情と、父親の代から召使いとして働いてきた徳平の助けもあり、三村はやがて冗談が言えるくらい元気を取り戻す。

しかし、あるとき、三村は、上司の島田と加世が関係をもっていることを知る。加世に問いただすと、加世の幼なじみだった島田が、三村の身分を守ってくれるよう藩主にお願いすると約束し、引き換えに体を預けることになったと、涙ながらに話す。三村は、その場で離婚を告げ、雨の降る中、加世を追い出す。

三村は徳平とさびしい暮らしを送る。徳平の作る食事はまずく、加世のいない味気なさもあり、二人の生活からは笑いも消えてしまう。しばらくして、三村の身分が守られたのは島田の頼みではなく藩主自らの判断だったことを知らされた三村は、加世をだました島田に対し、武士としての「一分」(誇りや名誉)をかけて決闘することを誓う。

剣術の先生を訪ね、足音や気配を頼りに闘う方法を特訓してもらう。そして、河原に島田を呼び出すと、かつて加世が使っていたたすきを鉢巻き代わりに頭に巻いて、勝負を挑む。三村は危ういところで島田の左腕を切り落とすと、殺さずにその場を去る。島田はその後、決闘した相手の名を明かさないまま切腹死する。

徳平はある日、家事をする女中を雇い、食事を作らせる。それを口にした三村は、女を食卓に呼び入れる。女が加世であることに気づいた三村は「二度とお前の料理は食べられないと思った」と言う。涙を浮かべた加世が「あなたの側にいてもいいのですか?」と聞くと、三村は「よく帰ってきてくれた」と、加世を抱き寄せるのだった。


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