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6年のときを経て再び結ばれる夫婦の物語

[2011年5月号掲載記事]

幸福の黄色いハンカチ(山田洋次 監督)

『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010』
発売・ 販売元:松竹 © 1977,2010 松竹株式会社

アメリカ人ジャーナリスト、ピート・ハミルによるニューヨーク・ポストのコラムを山田洋次監督が映画化した。1977年に公開され、第1回日本アカデミー賞の最優秀作品賞や最優秀監督賞、最優秀主演男優賞などを受賞した。北海道夕張市では撮影現場が保存され、主人公たちが使った赤い乗用車も展示されている。2008年にはウィリアム・ハート主演でリメイク版が作られた。

失恋した欽也は仕事を辞め、退職金で買ったばかりの赤い乗用車をフェリーに乗せ、北海道へ旅立つ。そこでたまたま声をかけた女の子、朱美と一緒にドライブを楽しみながら海岸にたどり着く。その場に居合わせた、刑務所を出たばかりの勇作に写真を撮ってもらったことがきっかけで、二人は勇作を同乗させる。

行き先を決めていないという勇作を、二人は温泉に誘う。お調子者の欽也と、次第に打ちとけておしゃべりになる朱美。一方の勇作は、あまり多くを語らず、何かを悩んでいる様子だ。温泉宿でたまたま欽也と朱美が同室になり、欽也は一方的に朱美を口説こうとするが、抵抗されたあげくに泣かれてしまう。隣室の勇作が現れ、欽也を叱りつける。

けんかをしながらも、3人は旅を続ける。数日後、欽也は駐車場でチンピラ風の男に殴られるが、勇作が助けに入り、そのまま勇作の運転で3人は逃げ去る。しかし、たまたま警察の検問で止められ、勇作が無免許で刑務所から出所したばかりであることがわかる。そして、勇作は自分の過去を語り始める。

炭坑夫だった勇作には、光枝という妻がいた。あるとき、光枝の流産がもとでやけを起こし、酒に酔って街でけんかをして相手を殴り殺してしまったことが服役していた理由だった。そして6年の刑期を終えて出所した数日前、服役中に別れた妻、光枝に手紙を出していた。「俺を待っていてくれるのなら、家の前の竿に黄色いハンカチをぶらさげておいてくれ」と。

しかし、最後までそれを確かめる決心がつかない勇作を、欽也と朱美が背中を押して3人で夕張に向かう。すると、かつて光枝と暮らした家の前の高い竿に、何十枚もの黄色いハンカチが風にはためいていた。車を降りて家に向かう勇作の前には光枝が待っていた。涙でほおをぬらしながら光枝は勇作のかばんを受け取り、映画は終わる。


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