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愛し合った二人が交わした10年前の約束

[2011年3月号掲載記事]

冷静と情熱のあいだ(中江 功 監督)

発売元:フジテレビジョン・角川書店
販売元:ポニーキャニオン
¥4,179(税込)発売中
© 2001フジテレビジョン・角川書店・東宝

1999年に出版されベストセラーとなった同名恋愛小説が原作。辻仁成と江國香織が月刊誌に交互に連載し、一つの物語を主人公の男女それぞれの視点からつづっている。竹野内豊と、香港出身のケリー・チャンが共演し、2001年に公開された。撮影は、東京のほか、イタリアのフィレンツェとミラノで行われ、出演者や役柄に合わせて日本語、英語、イタリア語の3ヵ国語の台本が用意された。

阿形順正は、絵画の修復士を目指し、イタリア・フィレンツェの工房で修業している。工房の師匠からその才能を認められ、チーゴリの絵の修復を任される。日本人留学生の芽実という恋人もいて、生活は順調に見える。しかし、彼はかつての恋人、あおいが忘れられずにいた。

ある日、あおいがミラノにいると聞いた順正は彼女に会いにいくが、彼女にはマーヴという恋人がいることを知る。「昔のことは忘れたわ。幸せに暮らしてるわ」と言われ、彼はみじめな気持ちでフィレンツェに帰る。すると、修復中のチーゴリの絵が何者かによって切りさかれる事件が起きたことを知らされる。犯人はわからず、工房は一時的に閉鎖される。沈んだ気持ちで順正は帰国する。

順正とあおいは、かつて同じ大学に通っていた。香港からの留学生で、いつも一人ぼっちのあおいに順正はなぜかひかれ、いつしか何も話さなくても気持ちが通じ合う恋人同士になっていた。あるとき、あおいの提案で、10年後、彼女が30歳になる誕生日にフィレンツェの大聖堂ドゥオーモに一緒に登る約束を交わす。だが、やがて二人は別れてしまう。

チーゴリの絵を切りさいた犯人は見つからないまま、しばらくして工房は再開される。あおいに未練のある順正は芽実と別れ、一人フィレンツェに戻る。そして、あおいの30歳の誕生日に一人でドゥオーモに登る。そこへあおいも現れ、二人は一夜をともにする。だが、彼女がまだマーヴと付き合っていると思っている順正は、再会を後悔する。

一方のあおいは、順正に出逢えたことを感謝していると言い残して彼のアパートを去る。その直後、順正は彼女がマーヴとすでに別れていたことに気づく。彼は慌ててミラノ行きの高速列車に飛び乗り、あおいを追いかける。車中で涙を流しミラノに戻ったあおいは、駅のホームで順正の姿を見つける。順正は微笑み、手を振る。安心した表情を見せるあおいも笑みを返し、映画は幕を閉じる。


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