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リメイク・リフォームで、世界にひとつだけの洋服

[2010年4月号掲載記事]

「ファストファッション」と呼ばれる衣料品がここ数年、日本で人気を集めている。短いサイクルで大量に生産・販売されるのが特徴で、最新の流行を採り入れながら低価格におさえてある。なかでも代表的なユニクロは日本国内だけで790以上もの店舗をもつ日本最大手ブランドである。

1998年、ユニクロから一着1,900円で発売されたフリースは翌年850万枚を売り上げた。それ以降も毎年改良が重ねられ、安くて丈夫なフリースは人気の防寒着として幅広い年齢層に親しまれている。

一方で「リメイクファッション」と呼ばれる新しいファッションデザインのジャンルが人気を呼んでいる。リメイクファッションとは、すでに販売されている服に手を加えて自分流に作り直すことだ。JR大宮駅(埼玉県)から歩いて数分のところにある一ノ宮通りには、大小20軒ほどの古着専門店が立ち並び、古着ファッションストリートとして知られている。

「大宮momo-kuri」は東京の吉祥寺と下北沢にも分店を持つ人気店。ただ古着を扱っているだけでなく、海外で買いつけた古着を販売している。日本人用の体形にリメイクし、さらにえり元にワンポイントを加えたりかわいいボタンに換えたりする。独創的なデザインと色使いが地元の学生や若い人にうけている。ステージ衣装として買っていくお客もいるという。

「人と違うものを身につけたい」という思いからこの店へしばしば通うお客も多い。高校生のときから通っているという大学2年生の酒井英敬さんは友人に「どこで買ったの?」とよくたずねられるという。「古着は新品より価格が安いです。しかも他にはないデザインが、若い方に喜んでもらえます」とチーフの野沢亜由美さんは話す。

ルミネ大宮店内の「洋服のお直し専門店JUST」では、持ち込んだ洋服を自分の体形に合わせてリフォーム(修繕)してくれる。ズボンやスカートのすそ上げだけでなく、サイズが合わなくなった大事な洋服をもう一度着られるように直したいというお客や、最近では買ったばかりのスーツの上下を持ち込む人も増えているという。

「元々のスーツの値段よりもリフォーム代のほうが高くつくこともあります」と話すのは店長の小河美代子さん。糸を全部抜き取って寸法をはかり直す作業はとても細かく、ベテランのスタッフでも手間と時間がかかる。スーツの上下を体形に合わせて全体的にリフォームする場合、3万から4万円の費用がかかる。

古着のリメイクは「価格が安くて人と違うもの」、新品のリフォームは「費用が高くても自分の体に合ったもの」を求める傾向にあるようだ。一から仕立てるオーダーメイドは高くても、リメイクやリフォームならば手頃で、手間をかけることでより愛着が増すという。

大宮 momo-kuri
洋服のお直し専門店 JUST

文:向井奈津子


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