Language:
Hiragana Times | Facebook Hiragana Times | Twitter RSS

これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

クルーザーで探検する工場夜景見学ツアー

[2010年3月号掲載記事]

東京港から横浜港を中心に発展した、国内最大の京浜工業地帯。金属や機械、化学などの工場が建ち並び、複雑に張りめぐらされたパイプ、立ち上る煙や蒸気、夜の闇を照らす照明など、SF映画のような光景が広がる。2008年6月、横浜港周辺の工業地帯をクルーザーでめぐる「工場夜景ジャングルクルーズ」(料金4,500円)が運航を開始した。

出航するのは、赤レンガ倉庫近くの桟橋。1時間半かけてまわるこのクルーズは大好評で、いつも数ヵ月先まで予約はいっぱいだ。30人乗りの木製クルーザー「おおとり」のデッキでは、船長と機関長が見どころの多い17ヵ所の工場のほか、市内の名所なども交えて解説する。大人向けの夜間ツアーとあって、オリジナルカクテルもふるまわれる。

ツアーは株式会社ケーエムシーコーポレーションが運営している。定期便やチャーター便などの旅客船事業と、個人用の船の保管などを行うマリーナ事業を手がける会社だ。同社の統括部長、岩田秀夫さんは「夜景評論家として有名な丸々もとおさんからの提案とプロデュースで実現しました。コース選びやガイドの指導など、準備に時間をかけました」と説明する。

「鳴りひびく金属音や細い運河を進む様子が、ジャングル探検を思わせます。しかし、運河を進むので波もおだやかで、船酔いの心配はほとんどありません。運輸省から許可をえているので、30メートルほどの距離から巨大な工場を眺められるのが魅力です。夕暮れに出て、帰りは日没後なので行きと帰りで同じ景色が違って見えます」と岩田さん。

近年は日本史や鉄道が若い女性たちの間で注目されているが、工場もまた同じで若い女性客が目立つという。老若男女を問わず人気を集め、リピーターも多いそうだ。マニアだけではなく、工場で働く人や以前に働いていた人が家族連れで乗船する。クルーズ目当てで北海道や九州から訪れたりする人もいるという。

昨年10月には「アドベンチャークルーズ」をスタート。同社の一番大きな船(乗船は50人まで)に乗り込み、横浜ベイブリッジをくぐって、有名企業の製油所、通称「光の城」を目指す。グループ向けにホテルのケータリングサービス付きの「チャータークルーズ」(10~50人乗り)も用意され、パーティーなどに利用されている。

日本初のこの工場夜景クルーズがきっかけになり、地元行政も新たな観光の目玉にしようと独自サービスを開発中だ。「一時期のブームで終わってほしくないですね。末長く続けていくためにも、土日しかない便数を増やすのではなく、中身をより充実させたい。お客様の声を大切に、改善に努めています」と、岩田さんは結ぶ。

株式会社ケーエムシーコーポレーション


Special Link

  • 東京ビジネスホテル | 新宿へチェックイン。明日へのゆとりを感じるロケーション。
  • Homestay in JAPAN!!
  • Internship in Japan
  • 英会話の先生探すサイト。個人家庭教師・外国人と英語プライベートレッスンは先生ナビドットコム。


PR