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廃校舎を再利用したクリエイターたちの学校

[2010年2月号掲載記事]

東京・渋谷から西へ数キロの住宅地に「世田谷ものづくり学校」があります。この学校は、デザインや建築、アートなどのクリエイターたちの活動場所として教室を貸し出し、互いが刺激し合い、学び合える空間を目指してつくられました。

松村拓也さんは、正式な肩書きは取締役ですが、実質的には「校長」です。「設立当時、近所の人たちから猛反対にあったんです。あちこちの学校で暴力事件が多かった時期で、となりに小学校、裏に保育園があるここに若者が集まることに不安があったのでしょう。今は年に4回、地域の人たちとミーティングをしています。問題はそのつど話し合って、みんなで情報を共有して方向性を模索しています」と松村さんは語ります。

学校は2004年10月に区立池尻中学校を「再生」させる一時的な策として、「開校」しました。当初、世田谷区からの要望は「建物は学校のまま残してほしい」というものでした。そこで、地元にあった家具のデザイン会社が中心になり、外観には手を加えず改築しました。

現在、入居は満室の41社。個人も集団も、駆け出しもベテランも、無名も有名もいます。映画配給会社、大手電機会社のデザイン研究所、子育て応援雑誌の編集部、フードコーディネイター、パンのソムリエ協会など、デザインと物作りというテーマこそ共通していますが、様々なジャンルのクリエイターたちが入っています。

「入居者同士の交流が盛んで、共同で仕事をすることもあります。一般の人の見学も自由なので、一般企業にはない開放的な雰囲気があります」と話す松村さん。

さらに、クリエイターを目指す人や起業を計画する人に向けたセミナーも開かれ、松村さん自身も、「起業を志すうえでの心構えを講義しています」と話します。また、家具設計士による木工教室や日本スノードーム協会の講師によるスノードーム作りなどもあります。

世田谷区とは5年ごとに契約する。「最初の5年間で地域になじむことができ、理解者も増えました」と松村さん。結果、区からは契約延長の話がありました。「これからの5年間は、この学校の個性をもっと打ち出したい。事務局でもより多くのイベントを手がけて、今以上に入居者たちが自慢できる学校を作りたいですね」。

世田谷ものづくり学校


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