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軽量ラケットでスマッシュスピードを追求

[2015年1月号掲載記事]

201501-7

ナノレイで2014年の世界選手権で優勝したキャロリーナ・マリン選手

ヨネックス株式会社

バドミントンはアジア各国で盛んなスポーツです。2013年10月には安倍晋三首相が外遊先であるブルネイの国王にバドミントンのラケットをお土産として渡しました。このときに贈られたのが、スポーツ用品を製造販売している株式会社ヨネックスの製品です。

2014年5月に行われたトマス杯(バドミントンの国別対抗戦)では、日本男子チームが初優勝を遂げました。10月には、日本女子チームが世界ランキングで第1位を獲得。多くのトッププレイヤーがヨネックスのラケットを使用しています。

ヨネックスは株式会社米山製作所として1946年に新潟県で創業。もともとは漁業で使う桐製の浮きを作っていました。しかし、素材が木からプラスチックに変わったため、浮きの製造から撤退。1957年頃バドミントンがブームになったのを機に、ラケットの製造を始めました。新潟県はラケットに適した木材を入手しやすいという利点もありました。

工場が火事で全部焼けてしまったり、倒産の危機があったりなど大変な時期がありました。しかしラケットだけでなく、シューズやウエアなどの関連アイテムも手がけるスポーツ用品メーカーとして事業を拡大。木製からアルミ、ステンレス、カーボンなど、素材の進化に合わせた製品開発にも力を注ぎました。特に、その時代の最先端の新素材を使った開発には熱心です。同社はバドミントンのほか、テニス、ゴルフ、スノーボードなどの関連用品を製造しています。

ヨネックスのバドミントンラケットの開発はカーボン素材の採用による軽量化とスマッシュスピードの追求の歴史でもあります。2013年2月に「アークセイバーFB」が同社最軽量の73グラムを実現。9月には、マレーシアのタン・ブンホン選手が「ナノレイ Z-スピード」を使い、初速で時速493キロメートルというスマッシュスピードを記録しました。また、1980年に同社が開発した「アイソメトリック形状」の四角い形のラケットは、それまで丸型が主流だったテニス界に大きな衝撃と変化をもたらしました。

ヨネックスという名前は海外と取り引きを始めるときに改められました。「Yoneyamaは長くて外国人が発音しにくいこともあり、一部を取り除き、代わりに未来の可能性を表す『X』を付けたのです」と宣伝部の高野祐三さんは話します。この社名には、より軽く、より速い性能をもつ未来の製品を作りたいという同社の願いが込められています。ヨネックスは世界の多くの国で代理店契約を結んでいます。バドミントンやテニスなどヨネックス杯も開催され、スポーツの振興に貢献しています。

写真提供:ヨネックス株式会社

文:伊藤公一


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