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まるで本物! 机の上にひろがる自然

[2013年5月号掲載記事]

201305-6

株式会社奇譚クラブ

今にも飛びたちそうな鳥や、かわいいうさぎや猫、これらはすべて、手のひらに収まるほど小さくつくられたフィギュア(模型)です。ガチャガチャと呼ばれるカプセル自動販売機やおもちゃ屋などで気軽に手に入れることができるので、子どもから大人まで人気があります。

株式会社奇譚クラブ(東京都渋谷区)は2006年9月に設立された、カプセル玩具の企画、デザイン、製造および販売を行う企業です。手がけるおもちゃはどれも本格的で定評があります。なかでも自然界の植物や生き物などがモチーフとなっている「ネイチャーテクニカラー」シリーズは大人気です。

ネイチャーテクニカラーは「あらゆる自然物の総天然色フィギュア」という意味です。動物の生態系をもとにウミガメ、イルカ、クジラなど、さまざまな生き物たちを一つのグループとして認識できるように構成されています。一つのグループには10種類ほどのフィギュアがあり、全部集めると自分の机の上に大自然が広がります。

シリーズの生みの親である佐藤純也さんは、「出来がよいと思える生き物フィギュアがなかったので、自分たちで作ろうと思いました」と、シリーズ始まりのきっかけを話します。「キノコや山菜をモチーフにしたフィギュアはほぼ原寸大です。冷蔵庫などにこっそりカエルやトカゲのマグネットをくっつけておいて、家族を驚かせる子どももいると聞きます。リクエストもたくさん寄せられるので、商品を作る際の参考にしています」。

ネイチャーテクニカラーシリーズのフィギュアは、飾っておくのに便利な台座付きのものや、マグネットやストラップ付きのものがあります。人気の「海洋I」は全国の水族館のおみやげコーナーなどで販売されています。

これら一つひとつのフィギュアは、原型師と呼ばれる職人の手から生まれます。企画担当者と原型師が一緒になって形や大きさなどを話し合い、納得いくものが出来上がるまで修正を重ねます。その後、工場での最終的な仕上がりまでに、品質が落ちないようにきびしくチェックし、生産を管理しています。

奇譚クラブでは震災復興にも企業として力を入れています。震災直後、2011年4月以降に発売されたネイチャーテクニカラーシリーズを対象に、売上の一部を寄付しています。また、被災地で生き物のフィギュアを使ったジオラマ制作のワークショップを定期的に開催。被災地のご当地キャラや復興のシンボルとなっているモリアオガエルなどを商品化し、その地域に売上を還元するなど、被災地に密着した商品づくりも行っています。

佐藤さんは話します。「世界中の子どもたちにネイチャーテクニカラーのフィギュアを手に取ってもらい、生き物や自然に興味を持つきっかけになってもらえたら嬉しいです」。

株式会社奇譚クラブ

文:向井奈津子


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