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非日常を味わう脱出ゲーム

[2013年2月号掲載記事]

201302-2

「脱出ゲーム」が人気です。突然ある部屋の中に閉じ込められるという設定で始まります。脱出するには制限時間内に部屋の中の暗号を解き、アイテムを見つけなければなりません。

「リアル脱出ゲーム」を主催している株式会社SCRAPは、今までに数十本のリアル脱出ゲーム公演を国内外で開催してきました。ヒントが散りばめられた密室へ入場してゲームに参加します。一人で参加する人もいればカップル、友人同士、グループと様々です。祖父母、両親、子どもの三世代で参加する家族もいます。

小学校高学年程度の漢字理解力と一般知識があれば参加可能で、通常会話レベルの日本語が理解できれば楽しめます。大切なのはひらめきと、一緒に参加した人たちとのコミュニケーションです。

脱出成功率が10%前後という難関ゲームをクリアすることに成功した参加者の西本幸彦さんは、「制限時間内にヒントをすべて集めて謎を解くのは、一人ではほぼ無理だと思います。その日初めて顔を合わせた同じグループの人たちと、知らないうちに協力しあっていました」とゲーム中の興奮を振り返ります。

「リアル脱出ゲームは大人の部活のようなものです」と株式会社SCRAP代表の加藤隆生さんは話します。仲間と協力しあい、目的に成功したときはガッツポーズをして喜びあう体験は、大人になるとほとんどないからです。

最近ではコミュニケーションを図るためのゲームとして、会社の社員研修に利用する企業もあります。大きな会社だと、顔見知りだけど話したことのない社員が多くなりがちです。いろいろな人と密なコミュニケーションがとれるリアル脱出ゲームは、そんな社員間の壁を取り払うのに最適のツールとなりつつあります。

もともと脱出ゲームは10年ほど前からパソコンゲームとして流行しはじめました。その後、スマートフォンが普及したことで、いつでもどこでも手軽に遊べるゲームとして広く知られるようになり、数多くの脱出ゲームアプリが作られています。

世界25ヵ国のスマートフォンの「無料アプリ/ゲームランキング」で1位を獲得した「DOOORS」は、閉じ込められた部屋から脱出するために謎を解いてひたすらドアを開けていくことを目的とするシンプルな脱出ゲームです。ヒントはすべてイラストやキャラクターで与えられるため、言語が不要で、どの国の人でも楽しめます。

開発者である58Worksの野々山鉱二さんは人気ゲームをすべて一人で開発しています。「脱出ゲーム以外のゲームも制作していますが、評価や感想は9割が脱出ゲームに関するもので、反響の大きさを実感します」と話します。プレイヤー在籍国の割合は40%が日本、残りが海外です。

株式会社SCRAP
58Works

文:土屋えみ


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