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増えてきた、歌を歌わないカラオケ

[2013年1月号掲載記事]

201301-2

シダックス

 

親しい友だちや家族と一緒に「カラオケ」で歌を歌ったことのある人は多いでしょう。カラオケという日本語は、海外でもそのまま通じる、日本文化の一つです。カラオケは、何もないことを表す「空」と楽器演奏の「オーケストラ」とを組み合わせた和製英語です。もともとは装置そのものの名前でしたが、今では歌う施設も指しています。

以前のカラオケルームには必ず、曲目を選ぶための分厚い本が置かれていましたが、今はリモコンで操作する通信カラオケが主流になっています。通信カラオケはたくさんの曲目を保存できるので、日本語ばかりでなく、英語やフランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語など、世界中の曲目を歌えるようになりました。

しかし、ここ数年、カラオケを利用する人は少なくなりつつあります。カラオケルームなどを運営する「全国カラオケ事業者協会」(東京)によると、2011年にカラオケを利用した人は全国で4,640万人でした。最も盛んだった1994年に比べて20%以上も減っています。特に、利用者の少ない昼間の平日に空き部屋が増えていることが問題になっています。

そこで、減り続ける利用者を食い止めるため、歌以外の目的のためにカラオケの部屋を使う取り組みに力を入れる運営会社が増えています。例えば、シダックス株式会社は今年の夏休みに、東京・シダックス調布国領クラブのパーティールームを教室として利用。株式会社学研教育みらいと共同で、小学校低学年以下の子どもと、その保護者30人を対象に、食育と科学の授業を1時間ずつ行いました。

広報担当の山下浩志さんは、「学研様との連携を、弊社が展開するフードサービスや公共サービスなど、グループの他の事業につなげたいです。また、この講座は夏休みだけでなく、長い休み期間の企画として、これからも続けていきたいですね」と話しています。保護者からは「子どもは最初、おやつ作りに興味を持っていましたが、科学実験も楽しんでいました」と好評でした。

アドアーズは東京・秋葉原店にギターをつなげば音が出る装置「サウンドエフェクター」を備えています。広報担当の藤田雅之さんは「楽器を演奏するためのスタジオ代わりに利用されるお客様に喜ばれています。現在は10~20代の若い男性が中心ですが、今後は幅広い世代にも利用されるのではないでしょうか」と期待します。ギターの貸し出しもしています。

藤田さんは「歌うだけの場所ではなく、さまざまな目的や用途に応えられる空間になっています」とカラオケルームの役割が変わってきたことを強調。最近は、結婚式などで披露する歌の練習や試験勉強のために一人で利用する人も増えてきました。こうした動きは、カラオケルームが「空」にならないようにするための変化といえます。

シダックス株式会社
アドアーズ株式会社

文:伊藤公一


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