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楽譜を撮ればメロディーを奏でるiPhoneアプリ

[2011年9月号掲載記事]

楽譜をカメラで撮ると譜面通りにメロディーを奏でてくれるというiPhoneアプリ「楽譜カメラ」(350円)が7月にApp Storeで発売されました。このアプリはiPhoneカメラで撮った音符を自動認識します。撮影範囲が限られているので、認識できるのは楽譜のページごとではなく、楽譜の一部分になります。

印刷した楽譜に加え手書きの楽譜も認識可能で、認識に誤りがあった場合の修正など、全部の操作が片手で行えます。認識したデータは保存して後から再生できます。自分で作曲したり、練習したり、合唱したり、様々な利用法が考えられます。

演奏方法は2通り。ゆっくりタップして音を長く伸ばしたり、練習したい部分を何度も繰り返しなぞったりすることもできます。楽器のチューニングに合わせて基準ピッチを変更することも可能で、演奏時の音色は6種類から選べます。

世界初のこのアプリを開発したのは、株式会社河合楽器製作所です。発想はすでに15年前からあり、パソコン用のソフト「スコアメーカー」で、イメージスキャナーを使い同様のことを行なっていました。しかし、開発にあたり携帯電話ではメモリー使用が限られることや、楽譜全体をきれいに撮影することがむずかしいという問題がありました。

開発責任者の勝田雅則さんは、「『スコアメーカー』のほうは楽譜全部をイメージスキャナーひとつで演奏できるため、全曲演奏という発想を切り離せませんでした」と、その開発の苦労を語っています。

楽譜カメラは、写真を撮るという今ではあたりまえの携帯機能と音楽の楽しみ方をマッチングさせた商品です。楽譜全体という枠をはずし、ワンフレーズだけに絞りこむことで商品化につながりました。

河合楽器は、事業内容も電子楽器やその他楽器の製造、音楽教室をはじめ、様々に広がっていますが、元はピアノの製造会社からスタートしました。この商品化も、音楽を楽しむという創業当時の精神がすべて原点にあると勝田さんは言います。音楽は「世界共通の言語」とよくいわれますが、楽譜カメラは、それを実現するツールともいえます。

株式会社河合楽器製作所

文:高橋義則


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