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日本中に眠る品質のいい雑貨を発掘したい

[2011年6月号掲載記事]

カタカナ

「カタカナ」は2010年10月に「日本のかっこいいを集めたおみやげ屋さん」として自由が丘(東京都世田谷区)に誕生しました。「おみやげ屋さんとしたのは、おみやげのようにペン1本からでも気軽に友達や自分へのプレゼントとして買ってもらいたいからです」と語るのは代表の河野純一さん。ここはみやげ物店ではなく、良質な日本の雑貨を集めたお店です。

店名は日本語のカタカナからとりました。「中国から伝わった漢字をアレンジして作り出した文字」つまり「カタカナ」が、海外の文化を取り入れて成立している現代日本の生活スタイルを象徴していると考えたからです。実際、店内にあるのはいまの日本人が日常的に使っている品ばかり。「日本の雑貨」から連想されるような、和紙や漆を使った和風の物はほとんどありません。

お店には60円の消しゴムから数万円のジャケットまでさまざまな品が並びます。そのいずれも河野さんが「値段はその商品に見合っているか」「10年後も使えるか」を基準に選んだものです。河野さんはもともとアパレル業界で働いていたのですが、季節ごとに商品を入れ替えるため、早く、安く商品を回転させることに疑問を抱いていました。そこでカタカナでは「ゆるぎない価値観」で勝負しようと考え、適正価格かどうか、長く使っても飽きないデザインかを重視して商品を選んでいるのです。

使い心地がよく、現代の日本の生活にもなじむものであれば、伝統工芸品も扱っています。たとえば、「曲げわっぱ」という秋田杉の薄い板を曲げて作った昔のお弁当箱は、河野さん自身、ご飯がおいしく食べられることに驚いたもの。9,450円からと値段は少々高めですが、その価値はあると判断して販売しています。

「日本のものを集めた」ということは、実は店内では特に語られていません。「魅力的な商品がある店だと思ってもらえればいいんです。その上で、置いてある商品が日本のものだと気がついたときに、やっぱり日本のものっていい!と思ってもらえれば」と河野さんはそのわけを語ります。

店の商品は、日本の優れた商品を求める外国人客からも人気で、将来的には海外にも店舗を持ちたいと河野さんは考えています。しかし、まずはカタカナを日本の雑貨のコミュニティーの拠点にしたいと思っています。東京には日本全国から人が集まってきています。その地の利を生かして、「地方から来た人が地元の物を紹介し合うような、日本全国のいいものが集まる場にしたい」と望んでいます。

カタカナ

文・市村雅代


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