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進化するパン焼き器

[2010年12月号掲載記事]

写真左:SD-BMS102 写真右:GOPAN

日本人の主食はご飯ですが、パンも食べる人が多くなりました。そのためいろいろな家電メーカーがパン焼き器を作って売っています。一般的な設定は、材料を入れ、タイマーで時間をセットして、スイッチを押すとパンが焼けることです。しかし最近は、それ以外の機能がたくさんついたパン焼き器が増えてきています。

たとえば、パナソニック株式会社の「SD-BMS102」は、機能の多い家庭用パン焼き器です。食パンだけでなく、蒸しパンやケーキなども作ることができます。またパンだけでなく、ピザやうどんの生地や、もちも作ることができます。

また、日本で人気のある「あんパン」(あずきから作る甘いペーストを入れたパン)を作るコースも設けました。そのほか、「1斤は多すぎる」という声にこたえて、半斤のパンも焼けるようにしました。

「いちばん苦労したのはフランスパンです」と、調理ソフトチームの堀内美和さんは話します。「粉、塩、水、イーストのみのシンプルな配合で、フランスパン特有のクラスト(皮)とクラム(中身)をもったパンを焼きあげなければなりません。調理プログラムや配合を微妙に調節しながら、実験を毎日繰り返しました」。

三洋電機株式会社の「GOPAN」は、粒の状態の米からパンが作れるパン焼き器です。米粉でパンを焼く機能は、ほかのパン焼き器にもついていましたが、米粉はあまり売られていない、値段が割高、などの欠点があります。そこで三洋は「よく売られている粒の状態の米からパンを作れないか」と考えて、このGOPANを開発しました。

「米はとてもかたいので、パン向きの細かい粉にするのはとても大変です。叩いてつぶす、ローラーでひくなどいろいろ試してみましたが、失敗の連続でした」と、製造統括部副統括部長の滝口隆久さんは言います。「うまく米粉パンができた、と思って食べてみたところ、米粉を作るセラミックの刃どうしがぶつかってできた粉が混じった、ひどいパンができたこともあります。あきらめかけていた頃、炊飯器を開発している同僚が『水につけた状態でくだいてみたら?』とアドバイスしてくれて、やっとうまくいきました」。

「日本は食料自給率(食べ物を国内で作っている割合)が低いので、米の利用方法が増えるという点でも、GOPANは意味があると思います。それに小麦成分の苦手な方にもお召し上がりいただけます」と滝口さん。またGOPANは米だけでなく、いろいろな穀物からパンを作ることができます。パスタやうどんの生地や、もち、ジャムなども作れます。

家庭用パン焼き器の進化と共に、パンは日本の食文化になったといえそうです。

パナソニック株式会社
三洋電機株式会

文:砂崎 良


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