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花と人を結ぶ花結い師

[2010年9月号掲載記事]

花結師・TAKAYAさん

京都市に住むTAKAYAさんは、髪に生花で独創的な飾りを作り上げる仕事をしている花結い師(髪を結うように花を扱う意味で、TAKAYAさんが考えた)です。TAKAYAさんの作品を目にした人は、たくさんの花が飾られたデザインに驚かされます。テレビなどメディアにも多く取り上げられ、注目を集めています。

TAKAYAさんは、元々はフランス料理の調理師として働いていました。24歳でカフェをオープンして店内に花を飾り始めました。そのとき、現在の花結いのデザインがわき出てきたといいます。「趣味で撮っていた写真の被写体に、子どもの頃から親しんできた花を女性の髪に飾るイメージがふくらんだのです」。

調理師のときは、修業で身につけた盛りつけが得意で好きでした。しかし花を飾るのは全て独学です。「最初にデザイン画を描いたりはしません。花にはそれぞれの顔がありますし、その時々で状態も違います。ただし、はじめからスピードにはこだわっていました。披露宴のお色直し(衣裳を変えること)の場合、進行のさまたげにならないようにしなければならないので、5分で仕上げられるようにしています」。

料金は1スタイル5万円。一生の思い出にと、記念日に飾ってほしいという女性の依頼が多く、結婚式で2種類仕上げた場合は30万円です。「子どもの頃に誰もが白つめ草で花の輪を作る体験をしていると思います。花を飾ることを通してそんな思い出がよみがえってくれたらうれしいですね」。

順調に仕事を進めてきたように見えますが、いつもそうだったわけではありません。ヘアーメイクでもフラワーデザインでもない独自のジャンルを生み出したため、髪に花を飾ることは特別なことのように思われたり、技術について忠告されたこともありました。

「花結いを思いついた時に、パリ・コレクションをイメージしていました。ファッションショーをプロデュースするように、花を飾る女性の髪の量や、顔の雰囲気なども考えて、着物やドレスに全体的に調和する形を考えます。自分はアーティストだと思っているので、うまくいったときは一番やりがいを感じますね」。

デザイナーの桂由美さんのブライダルフェアに参加し、花嫁を花で引き立たせるTAKAYAさんの技は支持を集めています。それにもかかわらず、現在はスタッフに指導をして、その技を引き継いでもらおうとしています。「いずれはスタッフだけでもブライダルの運営ができるようにと考えており、一般の人へ向けての教室を開こうと思っています」。

花結いの仕事が広まりつつある中で、TAKAYAさんは新たな挑戦もしています。「舞台上で独創的なコンテンポラリーダンスと花結いを見せる公演など、パフォーマンスも積極的に行ってきました。1人芝居との共演も計画しています。今後は雑誌、広告の仕事などにも広げていきたいですね」。

花結師・TAKAYA

文:瓦谷登貴子


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