Language:
Hiragana Times | Facebook Hiragana Times | Twitter RSS

これはHiragana Timesに掲載した過去の記事ですが、実際のマガジンではパラグラフごとに英語と日本語が交互に掲載され、漢字にはふりがながついています。 マガジンサンプル 定期購読案内へ

人間の生活に溶け込むロボットたち

[2010年6月号掲載記事]

ソフトウェアを開発するメーカー、富士ソフト株式会社(東京都千代田区)は、今年3月、「PALRO(pal・友達+ロボット)」というロボットを発売しました。PALROは人間の形をしたロボットで歩くことができ、人の顔を認識できるので人と目を合わせながら声を出すことができます。インターネットにつなぐとメールのやりとりや電話も可能です。

歩くロボットは、足の部分を丈夫に作らなければなりません。そのために硬い金属を使うと、ロボット全体が重くなり値段も1千万円を超えてしまいます。そこで富士ソフトはねじれに強い技術を開発して、歩くロボットをプラスチックでもつくれるようにしました。さらに、安い部品を使うなどして、値段を下げるくふうをしました。そのためPALROは身長約40センチで体重は1.6キロと軽く、値段も約30万円と、歩くロボットにしては安い価格です。

「PALROの特長は、新しいソフトウェアを入れられることです」と、執行役員ロボット事業推進部長の渋谷正樹さんは言います。「例えば、音がした方向に顔を向ける、というソフトをつくろうとしている人は、PALROにそのソフトを入れて実験することができます。値段が安いので大学などで、学生が使うこともでき、研究に役立ちます」。

人型のロボットは人間の生活に溶け込みやすいといいます。「足があるロボットなら階段も上り下りできますし、手があれば冷蔵庫を開けたり閉めたりもできます」。今のPALROは研究用ですが、今後、家庭用も販売する予定です。

株式会社リトルアイランド(埼玉県蕨市)では、「世界に一つしかないロボット」を手作りしています。その名も「Sokkly」。持ち主と顔が似たロボットで、持ち主に会ったり写真を見たりして作ります。

「ロボットと一緒にいて楽しいと感じていただけるように、顔のクオリティーにこだわっています」と代表取締役の小池浩昭さんは言います。「女性のお客様の場合、周りの方は『似ている』と喜んでくださっているのに、ご本人はそう思ってくださらなくて、大変なこともあります。でもSokklyに仕上げのヘアメイクをしているときは、僕自身が時間を忘れてしまうほど楽しいですよ」。

Sokklyの特長は見た目だけではありません。インターネットやIP電話につなぐこともできます。また、人間のことばを聞きわける機能もあります。ですから、例えばお父さんの電話番号を登録しておき、「お父さんに電話して」と話しかけるとつないでくれるのです。

Sokklyはことばを話したり、首や腕を動かしたりすることもできます。持ち主の声を録音してその音をデータベース化し、合成して似た声をつくってSokklyにしゃべらせることもできます。また人が来たことを認識する機能もあるので、玄関やお店の前に置いておくと持ち主の声で「いらっしゃいませ」などと挨拶します。「少しパソコンの知識があるお客様なら、自分でプログラムできます。いつかは接客や介護のできるロボットをつくりたいですね」と小池さんは話します。

富士ソフト株式会社
株式会社リトルアイランド

文:砂崎 良


Special Link

  • 東京ビジネスホテル | 新宿へチェックイン。明日へのゆとりを感じるロケーション。
  • Homestay in JAPAN!!
  • Internship in Japan
  • 英会話の先生探すサイト。個人家庭教師・外国人と英語プライベートレッスンは先生ナビドットコム。


PR