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[2014年3月号掲載記事]
201403-7
メガン・サハラさん
アメリカのピッツバーグ出身のメガン・サハラさんは、東京の武蔵野女子学院で中学生と高校生に英会話を教えています。メガンさんは日本に住んだことがある友人に勧められ、来日を決意しました。もともと小津安二郎監督や黒澤明監督の映画が好きだったので、日本に興味があったとメガンさんは言います。
「5年近く住んでいますが、日本はとても暮らしやすくて好きです。安全ですし、やさしい人が多いです。和食も好きです。納豆も食べられますよ」とメガンさんは笑います。大学で1年ほど日本語を学んだメガンさんは、「日本語は発音がとてもきれいな言語だと思います」と言います。
メガンさんはいいだばし日本語学院(東京都千代田区)で日本語を勉強しています。日本語で難しいと感じる点は敬語と漢字だと言います。「漢字は難しいですがおもしろいです。勉強のために、スマートフォンの『Anki』というアプリを使っています。単語カードのようなもので、インターネットで友達と共有することもできて便利です」。
メガンさんは日本人男性と結婚して、2013年の夏に東京へ引っ越してきました。その前は広島県広島市に住み、市内の高校で英語を教えていました。夏に友達とお祭りに行ったときに知り合った男性が今のご主人です。休みの日はご主人と食事に出かけたり、映画を見たりして過ごします。
行ってみたい日本の観光スポットは東京ディズニーランドです。メガンさんは故郷のアメリカに住んでいたときもディズニーランドには行ったことがありません。そのことを学校の生徒たちに話すととても驚かれました。「早く行ってみてくださいとすすめられます」と笑います。
日本で英語教師として働き始めた頃、日本の学校はとても時間に厳しく、生徒たちが礼儀正しいことに驚きました。特に驚いたのは、アメリカの学校にはない掃除の時間(放課後、生徒が教室を掃除する)でした。でも、自分たちの学校を掃除することはとてもいいことだとメガンさんは言います。「自分たちの学校に誇りを持てるようになる習慣だと思います」。
授業ではリラックスした雰囲気をつくるためにジョークをたくさん言ったり、ゲームをしたりします。「生徒を一人ずつあてて話をさせる方法では生徒が緊張してしまいます。クラスメイトの前で英語を話すのは慣れていないので、恥ずかしいという気持ちはよくわかります。ですから、まずは少人数のグループで練習させるようにしています」。
生徒に英会話を教えるのはとても楽しいとメガンさんは言います。「他の授業のように受験などを意識せず、自由に話していいのだということを理解すると、生徒たちはとても発想豊かに話し始めてくれます。生徒が自分の話す英語が通じて喜んでいるのを見るとやりがいを感じます」。
いいだばし日本語学院
文:土屋えみ

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