近年外国人の犯罪は増加の一途を辿り、特に留学生や就学生の犯罪が増えてきています。その中で、福岡市の日本人一家4人の殺害事件は日本社会に大きなショックを与えました。最初から犯罪目的で来日するケースは少ないと思いますが、来日後に生活に困って犯罪を犯すケースがあるため、入国時の審査が特に厳格になりました。
生活費の支払い能力と語学力、さらに経歴の3点が審査の中心となります。具体的には学生本人の預貯金残高証明書、通帳の写し、過去3年間の収入に関する資料、または費用を負担する人(通常は親)の職業や収入に関する資料の提出が要求されます。
さらに、戸籍等の身分関係を証明する資料と履歴書に矛盾がないかどうかも審査の対象とされます。本国の学校を卒業後、5年以上が経過している学生には日本で勉強する意思も確認の対象となります。また、勉強を目的として入国しながら実際には許可を受けずにアルバイト等に専念し、当局から不法就労に関する罪で2004年1月以降に摘発された学生が在籍していた学校に対しては厳しく指導されることになりますので、充分な注意が必要です。 |