日本をより理解するための傑作記事/ひらがなタイムズ・アーカイブ(ひらがなタイムズ誌面より)

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日本野球を仮想空間で広める 6/15
ワールド・ベースボール・クラシックやイチロー、松坂大輔のようなメジャーリーグで活躍するスターのおかげで日本の野球への関心が高まった。それにもかかわらず、熱狂的な野球ファンを満足させる英語情報はいまだ不十分だ。確かに、ロバート・ホワイティングやロバート・フィッツが書いた卓越した本は何冊か出ている。また、日本の英字新聞にも毎週記事は載るが、仮想空間となると、もっとたくさんあるに違いない。・・・

逆境から「ヒーロー」へ
大橋ひろえさんの両親は、聴者(聞くことのできる人)中心の社会で差別されることなく生きていくには、手話ではなく口話(相手の唇を読み、声に出して話すこと)が大事だという信念を持っていた。そして自分の耳で発音を確認することができない我が子に言葉の概念と発声をマスターさせた。・・・

社会問題に焦点をあてる講談師
日本の伝統芸能の一つに、500年以上の歴史を持つ講談がある。講談とは歴史をわかりやすく話すという意味だが、最近では歴史に限らない。講談師は小さな机を前に座り20分~1時間ほどの物語を語る。照明や音響効果が入ることもあるが、観客は講談師の語り口調から状況を想像して楽しむ。・・・

阿波おどりに魅せられた人たち
阿波おどりは、四国・徳島で発祥した400年もの歴史を持つ夏の踊りだ。今なお多くの人々を魅了し続け、全国各地で踊られている。高円寺(東京・杉並区)で毎年8月末に行われる東京高円寺阿波おどりは、徳島に次ぐ規模で行われ、毎年70を越すチーム(「連」と呼ばれる)、約1万人の踊り手、120万人もの観客を集める。・・・

海外の子どもたちに絵本を送るボランティア
最近、少し変わった方法の寄付が注目されている。自動販売機で飲み物を買うときに「寄付」のボタンを押すと料金から10円または100円が引かれるもの、ジョギングした距離によって企業が寄付するもの、サイトでクリックするとワンクリックにつき一円を企業が負担するものなどだ。・・・

伝統的な変身への情熱
ドナルド・フォンテーンさんは、子どもの頃から注目を浴びてきた。ニューヨーカーの彼は、赤ちゃんの頃モデルだったが、今ではとてもユニークなパフォーマーだ。日本の伝統芸能に恋してしまった彼の物語はかなり変わっている。・・・

ニューオーリンズを活気づけるアートプロジェクト
日本人美術家、堀崎剛志さんは、アメリカで8年間の制作活動を通して自分のアイデンティティー(独自性)を探していた。「現代美術は、社会の中で自分の感情を表現でき、論評もできることに気づきました」と言う。・・・

運命に導かれた国際カップル
長野県の軽井沢町に住んでいる野中宣行さんとタティアナさん夫妻は、海外企業と日本企業のビジネスマッチングや海外企業向けにビジネスサポートを行ってい る。二人の出会いは、タティアナさんの母、ヴィクトリアさんによって予言されていた--。・・・

広島のホロコースト記念館から平和を
ホロコーストは、元々ギリシャ語で全てを焼きつくすという意味だが、今ではナチス・ドイツ(1933~1945政権)による大虐殺を意味する。犠牲者の一人、アンネ・フランクが書いた日記は世界中でベストセラーとなり、映画化もされた。オランダ・アムステルダムにある記念館、アンネ・フランクの家は、年間約100万人が訪れている。・・・

マザー・テレサを撮り続けた写真家
報道写真家の沖守弘さんは1974年、インドのコルカタ(当時のカルカッタ)を初めて訪れた。当時のインドは人口爆発の原点といわれており、未来への恐れに駆られたからだ。そこで沖さんが見たものはあまりにも悲惨な現実だった。崩れた家々、ゴミの山、路上で生活している人々……。沖さんは食欲も取材する気力も失ってしまった。・・・

あなたの笑顔が私を笑顔に
カンボジア、モンゴル、ネパールで撮った輝くような笑顔の写真の中にいる平井慶祐さん--彼ほど親しみやすい人は思い浮かばない。香川県生まれの彼は、無邪気ににっこりと笑うだけで、被写体の笑顔を引き出してきた。しかし、これらの顔の裏には友情、困難、体力の物語がある。・・・

福祉発明で弱者を救う大学教授
高齢化が進む日本では介護を必要とする人は増え続けている。その弱者は健常者には気づかない願望を持っている。たとえば、車椅子生活を余儀なくされたある主婦は、もう一度、外の景色を二階から眺めたいというささやかな望みをもっていた。しかし、その小さな夢さえも車椅子の生活者にはなかなかかなわない。・・・

奇想天外な珍道具の世界!
掃除用モップが付いた赤ちゃんの服。これは何だ!?「赤ちゃんがハイハイしながら、床を掃除してくれたらいいでしょ?」と「赤ちゃんモップ」の発明者、川上賢司さんはこともなげに言った。「生まれたばかりなのにもう親孝行してるね!」 ・・・

日本初! がん探知犬
海風が心地よい、千葉県は白浜の海岸。ここに、人間のがんの臭いを嗅ぎ分けるという、信じがたい犬がいる――黒のラブラドール・レトリーバー、マリーン(メス5歳)だ。ごく普通の犬にみえるこのマリーンが、なぜがんを発見することができるのか? 今後の医療に大きな影響を与えるこの犬の能力に今、注目が集まっている。・・・

視覚障害者に光をもたらす点訳の女神たち
2005年の中ほどから、毎月Hiragana Timesの発売直後、編集部に女性グループから電話がかかってくるようになった。記事中の誤字を指摘するものだ。編集部では数名が校正にあたっており、間違いはほとんどないはずだが、それでも、毎月2~3の指摘をされる。その鋭い指摘にスタッフは舌を巻く。・・・

ロマンを追い続ける「東京のドン・キホーテ」人生に賞味期限なし!
定年退職したら、どうするか? 現役でバリバリ働いているうちは、これを想像するのは難しい。生涯学習の大切さが叫ばれている昨今だが、無我無中で働いてきた猛烈人間が、突然開放され、自由を与えられた時、人はどうするのだろうか? 計画のある人はいい。しかし、ついうっかり、未定のまま定年を迎えてしまったら?・・・

外国人宿泊客があふれる下町の家族旅館
東京はバラエティに富んだ街だ。新宿、渋谷、銀座、秋葉原、六本木など、それぞれの地域が個性を持っている。その一つが、「下町」と呼ばれる上野駅近くの谷中界隈だ。この一帯にはお寺や神社が多く、昔ながらの風情を残している。ここに小さな家族経営の旅館「澤の屋」がある。外国人観光客の間で最も知られた旅館だ。・・・

日本とブラジルを結ぶ智の伝道師
日系ブラジル人の鈴木カルロス健一教授は25年前に初めて来日し、東京大学の工学部博士課程を修了した。年に1~2回来日するが、今回はバイオマス(代替エネルギーの供給源としての材料)・ワークショップでの講演で訪日した。・・・

自由な生き方を求めて世界一周の旅
日本の若者の意識が、大きく変わりつつある。大学卒業後に公務員や一流企業への入社を望む若者は今でも少なくないが、そのようなレールに乗った人生を嫌い、自由な生き方を模索する若者が増えている。永崎裕麻さん(28歳)もその一人だ。・・・

幸せは日常の考え方にある
幸せは風に舞う木の葉のように留まることがない――見るはたやすいが、つかむことはむずかしいと表現されてきた。幸せとは一体何なのだろうか。どうしたら見つけられるのだろうか。・・・

バブル経済に翻弄された 「プラチナ夫人」
15年前、バブル経済が崩壊し日本は大不況時代に突入した。最近は回復の兆しがみえてきたが、善良な多くの日本人がこの不況の波に飲み込まれ、いまだに取り残されたままでいる。そして、彼らはそこから脱出しようと懸命に努力している。・・・

弱者を救う「新宿歌舞伎町・駆けこみ寺」創設者の壮絶人生
日本一の歓楽街、新宿歌舞伎町にあるNPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会本部・新宿救護センターの明かりが消えることはない。通称「駆けこみ寺*」だ。暴力亭主や借金でやくざに追われている人たちなどをかくまい、あるいは家出、ひきこもりなど、さまざまな社会的弱者から相談を受け、迅速に救護する。・・・

ゴッドファーザーを支える伝統的日本人妻は?
京都の長岡京に本部を置く田井中整体院は、今、日の出の勢いで成長している。3年前にゼロから始めたが、今では京都を中心に60ほどの店舗と、200人ほどの施術者をかかえるまでになった。この驚異の成長の背景には、信じがたいストーリーがある。・・・


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