日本をより理解するための傑作記事(ひらがなタイムズ誌面より)
Hiragana Times Japan-Behind the Scenes
 
HOME日本をもっと知る
日本をもっと知る - 人

日本語と英語を武器に芸能界を渡る

ジャスミンさん

「今日はよろしくお願いします!」母国語が英語だということをまったく感じさせない、きれいな日本語で彼女は部屋へ入ってきた。マリンブルーのアンサンブル・セーターが色白の顔とブロンドに鮮やかに映え、大きな目が快活そうな性格を物語っている。

流暢な日本語で、表現豊かに話をする21歳のジャスミンは、仕事に対して明るく前向きだ。以前、天使の役を演じた時、役作りのため「私は天使、私は天使って自分に言い聞かせていたら、話し方も態度もおおらかになってきて、すっかり“天使”になりきった気分でした。今でも“天使な気分”が抜けないんです!」

8歳の時に日本へ来た。9歳で芸能界に入り、普通の公立小学校、中学校に通いながら、CM、ドラマ、バラエティ番組、映画にも多数出演。さらには、ヒップホップ・ダンサーとしても活躍している。ダンスを始めたのは13歳。一生懸命レッスンしたという。何年後かには周囲の人たちが驚くほど上達していた。「私がレッスンしていたと知らずに、何でもできると思ったみたい。実は私、努力していたの」。

朗らかな性格。時間がある時は、ヨガで心身を休ませバランスを取っているようだ。「趣味や習い事などは、ストイックにならない程度にしています。続けられなくなるから」。読書は日課。「日本語の小説、情報系雑誌、何でも読みますね。そして気が変わると英語の本を読むんです。英語の本からも学ぶことが沢山あるから」。好奇心と向上心が旺盛だ。

生まれ故郷のアメリカより日本での生活が長い彼女は、これからも日本で芸能活動を続けていく予定。「英語と日本語をうまく使いこなして、この仕事に役立てていきたいですね」という彼女。以前から、日本語と英語で作詞し作曲もしているという。「両方で考えて詩を書き、自分で歌えるのはすごく楽しい。両方使えて本当によかったと思います」。

「最初は言葉もわからないし、学校の中でも外国人は私だけで目立っていました。辛いこともあったけど、なるべく色々なことを、楽しい!と思うように、友達に沢山話しかけているうち、楽しいことが増えてきた」と、清々しい笑みを目元に湛えて言う。

常に前向きな姿勢でいい方向へ考えるというジャスミン。多少周りから誤解され心外なことを言われても、「私はちゃんとやっている」と自信を持つことが大事と彼女は言う。今目の前にあることから始める、キツイ宿題として自分に課さず、自然な形でできることからやっていくように心がけているという。日英バイリンガルの強みを活かし、さらなる活躍が期待されている。

ジャスミンのウェブサイト
http://jasmine.jstarpro.com/


ジャスミンが天使役で出演したNHK番組「3ヶ月トピック英会話 1日まるごと英語で話そう!〜意外に知らない日常表現〜」がDVD BOX(3枚組)で発売されている。英語が苦手な主人公、永澤美咲が、見習い天使アンジェラの力を借りることで、英語が上達していくという、”ドラマ仕立て”の英語講座DVD。
発行:NHKエンタープライズ
販売:ポニーキャニオン

■記事リストへ戻る


Copyright (C) 1998-2008 YAC Planning Inc. All rights reserved